『X-T20』を片手に浅草フォトウォーク!浅草寺周辺のおしゃれカフェや注目穴場スポットをご紹介
【IRODORIシティスポット〜浅草篇〜】
東京観光名所「浅草」といえば、古き良き下町の風景が広がり、初めて訪れた人であってもふと懐かしさを感じる街です。そして数年前からはポツポツと、周辺におしゃれなカフェやショップができたことでも注目を集めています。そんな、古いと新しいが混在しているこのエリアは、写真で切り取るととっても彩り豊か。今回は浅草周辺エリアの定番のスポットから今話題のスポットまで写真とともにご紹介します。
浅草寺 近辺
浅草の代名詞「浅草寺」は外せないスポット。宝蔵門へと続く仲見世のにぎわいはいつ通っても気分があがる場所。浅草の粋な華やかさをアドバンストフィルターの「ポップカラー」で切り取ってみました。
五重塔は迫力満点!
雷門、仲見世、宝蔵門を通りすぎ、本堂でお参りするのが定番ルート。
浅草寺内には本堂以外にもいくつかお堂がありますが、そのなかでも本堂左脇にある影向堂・薬師堂のあるエリアが穴場スポットとしておすすめ。風情溢れる小川、そこに住まう鮮やかな鯉たちを愛でることができます。
影向堂は花やしき通りにも隣接。ここを抜けると日本最古の遊園地、花やしきに行くことができます。
周辺には、花やしきの呼び込みのために設けられたパフォーマンスプレイス「大江戸ステージ」や……
カラフルな風車の装飾がかわいいメロンパン屋さんなど、粋でお江戸なスポットもちらほら。
仲見世と交差している伝法院通を抜けるとスカイツリーも拝むこともできますよ♪
Spot Information
KAPPABASHI COFFEE & BAR
浅草駅から徒歩15分ほどの場所にある日本いちの道具街「合羽橋道具街」には、近年おしゃれなカフェが続々オープン。そのなかでも注目どころは「KAPPABASHI COFFEE & BAR」。もともと「合羽橋珈琲」として営業していた店舗が、その内観を引き継ぎながらも営業形態などを変え、2016年にリニューアルオープンした場所です。
シックなの印象の入り口とはうってかわって、店内は木の温もりを感じられリラックスできる空間になっています。
朝8時から夕方6時までのカフェタイムには、日替わりのコーヒーやムジカティーなどのドリンク、「ペリカン」のパンや「コジツカハム」のベリーハムやコンビーフなど、老舗の味を使ったフードメニューがラインナップ。夕方6時から深夜2時までは雰囲気ががらりと変わり、バーとしてさまざまなカクテルを楽しむことができます。旬の果物を使ったカクテルや、定番〜珍しいものまでスコッチウイスキーだけで70種類もあったりと、大人の一夜にぴったりのスポットです。
また、1Fでテイクアウト購入した場合のみ利用できる2Fでは、今後、ギャラリー展示会やコーヒーに関するワークショップ開催の構想もあるとのこと。今後の展開も楽しみなスポットです。
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Readin’ Writin’ BOOKSTORE
浅草の隣駅にある田原町は問屋エリアということもあり、浅草に比べて落ち着いた雰囲気のエリアです。そんな田原町駅から徒歩2分にあるのは、2017年4月23日にオープンしたばかりの書店「Readin’ Writin’ BOOKSTORE」。
店主の落合博さんは元新聞記者。以前から、本のある空間に居心地よさを感じていて、材木の倉庫をリノベーションして書店をオープンしました。
販売されている本は、落合さんが良いと思った本、そしてお客さんが実際に購入したいと思うような本のバランスを考えたラインナップ。お客さんの7〜8割が女性ということもあり、食品関連の書籍、女性のライフスタイルに関する書籍、絵本などが特に多く取り揃えられています。
気軽に絵本に触れ合えるので、お子さま連れでも安心!温かみを感じられる店内の様子はアドバンストフィルターの「トイカメラ」で表現。
『せっかくこの空間があるのだから、ふつうのお店ではできないことを企画していく』という落合さん。店名通り「読む」「書く」ことに関連したトークイベントやワークショップはじめ、民族楽器奏者の演奏会や演劇なども今後予定しているとのこと。カルチャー発信地として、今後ますます見逃せません。
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SyuRo
最後に紹介するのは、蔵前駅から徒歩10分に位置するセレクトショップ「SyuRo」。自社「SyuRo」のオリジナル商品や、「SyuRo」がセレクトした良質なプロダクトが販売されており、2008年オープンから地元の人たちに愛されています。2016年8月に同じ蔵前エリア内にて、もともと倉庫として使っていた今の場所へと移転したことでより人気が高まっています。
ショップで販売されているのは、半分ほどは「SyuRo」のオリジナル商品。職人さんや福祉作業所の方々とともに制作した、生活で使い続けることのできるプロダクトが勢ぞろい。その他オリジナル商品も「SyuRo」の方々が“いいな”と思った感覚をもとに作家さんのプロダクト、洋服などを仕入れているそう。
三重県の窯元と作られた器シリーズ「炻器」。粘土土仕様により風合いが変化していく珍しいもの。どんなお料理の色もひきたつ、人気シリーズの1つ。
フレグランスやスキンケアシリーズ「Vann’ Vesi Vand」は、ユニセックス向けの甘すぎない香りになっているので、男女ともにギフトにもぴったり。
愛着を持って長く使えそうなプロダクトが盛りだくさんの「SyuRo」は、大切な人へのギフトを買いに訪れるのもおすすめです。
Spot Information
今回登場したカメラ
text by 編集部Y
photo by SARU(SARUYA AYUMI)