IRODORI by X Series

Column 2019.09.24 update

【X-E3で撮る編集部旅行記】タイ・バンコクで都市と旧市街をそぞろ歩き

「そうだタイ、いこう」と決めたのは、出発の10日前。
勢いまかせに航空券を手配して、リュックひとつと『X-E3』を片手に、ほほ笑みの国へ。
身軽で気軽な、2泊3日のバンコク散歩に出かけます。

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.5 / シャッタースピード:1/125 / ASTIA(フィルムシミュレーション)

空港を出て、おしゃべり好きな運転手が分けてくれた蒸かし芋を食べながらタクシーで市街地へ。
車内に流れるちょっと懐かしい雰囲気のT-POP、高速道路沿いに建ち並ぶド派手なビルと荘厳な寺院。
窓外を眺めているうちに、やっと少しずつ「ああ、タイにいるんだなあ」と実感が湧いてきます。
旅の始めにいつも感じる、自分の周波数が少しずつ現地のそれに合わさっていく感覚が気持ちいい。

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.0 / シャッタースピード:1/50 / PROVIA(フィルムシミュレーション)

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今回の拠点は、「どこへ行くにも便利だよ」と現地に暮らす友人が教えてくれたアソーク駅付近。
駅に面するスクンビット通りには、大都会東京も霞むほど近代的で洗練された建築。そのふもとを縫うように走るトゥクトゥクと猥雑なネオンストリート。一歩路地に入ればローカルな暮らしが広がっています。色とりどりの花をバサッと束ねたようなこの街は、どこを切り取ってもエネルギッシュ。

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:2.8 / シャッタースピード:1/40 / PROVIA(フィルムシミュレーション)

左:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:3.2 / シャッタースピード:1/125 / Velvia(フィルムシミュレーション)
右:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:5.6 / シャッタースピード:1/320 / Velvia(フィルムシミュレーション)

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.0 / シャッタースピード:1/10 / PROVIA(フィルムシミュレーション)

初日の晩御飯は、どしゃ降りのナイトマーケットで音楽を聴きながら冷えたビールとパッタイを。
その後、仕事を終えた友人たちと合流して、そのまた友人の誕生日会へ。懐かしのタイ歌謡で踊るバンコクっ子たちに揉まれながら、少しだけ現地の人に馴染めたような気がして嬉しくなりました。

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:3.2 / シャッタースピード:1/80 / PROVIA(フィルムシミュレーション)

左:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:5.6 / シャッタースピード:1/200 /PROVIA(フィルムシミュレーション)
右:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.0 / シャッタースピード:1/60 /モノクロ+Gフィルター(フィルムシミュレーション)

2日目は、タイ最大の花市場『パークローン市場』を目指しつつ、バンコクの街をそぞろ歩き。

現地の人たちで賑わうローカルマーケットを発見。きっちり積み重ねられたフルーツと飛び交う声。活気につられて奥へ奥へと進んだ先には、ひっそりと佇む祠が。プアンマーライ(お供え用の花束)や飲みものが捧げられている様子を目にして、暮らしと祈りがぴったり寄り添うタイの日常に触れたような気がしました。

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.0 / シャッタースピード:1/100 /Velvia(フィルムシミュレーション)

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左:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:3.6 / シャッタースピード:1/125 /Velvia(フィルムシミュレーション)
右:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:5.6 / シャッタースピード:1/250 /Velvia(フィルムシミュレーション)

さらに進んだ先で見つけた廃線と、そこで出会った女の子。声をかけて、X-E3と持参した『instax mini LiPlay』で写真を撮らせてもらいました。小さな彼女の記憶には残らないほどのささやかなひとコマだけど、チェキを見ればきっと思い出してくれるはず。カメラが繋いでくれた特別な時間です。

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.0 / シャッタースピード:1/640 /Velvia(フィルムシミュレーション)

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.0 / シャッタースピード:1/1000 /Velvia(フィルムシミュレーション)

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.0 / シャッタースピード:1/1000 /Velvia(フィルムシミュレーション)

パークローン市場に着く頃、あいにくの土砂降りに。
タイの人たちの暮らしには欠かせないという花。市場とその周辺の通りには、プミポン前国王のシンボルカラーだという黄色をはじめ、色とりどりのこれまで見たことのない量の花々が。

目も開けられないほどの雨の中、そんなのお構いなしのマンペイライな市場の彩りをX-E3がしっかり写し出してくれました。

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:3.2 / シャッタースピード:1/100 /Velvia(フィルムシミュレーション)

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.0 / シャッタースピード:1/160 /Velvia(フィルムシミュレーション)

パークローン市場にほど近い、お花屋さんが営んでいるという『Floral Cafe’ at Napasorn』で雨宿り。植物に囲まれた非日常的空間でただ雨が止むのを待つ、旅ならではの贅沢な時間。

左:X-E3(camera)/ XF35mmF1.4 R(lens)/ F値:1.4 / シャッタースピード:1/160 /ASTIA(フィルムシミュレーション)
右:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:3.6 / シャッタースピード:1/10 /ASTIA(フィルムシミュレーション)

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:3.6 / シャッタースピード:1/80 /ACROS(フィルムシミュレーション)

3日目は、ボートに乗って『ワット・サケット』へ。

お昼は、周辺に働く人たちに紛れて、ローカル食堂でカオマンガイを。街中には、いたるところにごはん屋さんがあり、どこも朝から晩まで賑わっていました。この街がこんなにもエネルギッシュなのは、よく食べるからこそなのかも。

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:5.6 / シャッタースピード:1/160 /クラシッククローム(フィルムシミュレーション)

左:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:3.2 / シャッタースピード:1/160 /Velvia(フィルムシミュレーション)
右:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.0 / シャッタースピード:1/125 /Velvia(フィルムシミュレーション)

ボートに乗って旧市街へ移動します。
地元の人たちも利用する細長いボート。ものすごい速さで川を進みます。

ホテルのあるアソーク周辺は高層ビルも人も多く刺激的だけど、旧市街は空が広く、建物も趣があって素敵。割れたガラスや放し飼いのアヒルなど、なんだか気が抜けちゃうような雰囲気に思わずシャッターを切りたくなってしまいます。

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:5.6 / シャッタースピード:1/800 /Velvia(フィルムシミュレーション)

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:5.6 / シャッタースピード:1/640 /Velvia(フィルムシミュレーション)

左:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:5.6 / シャッタースピード:1/200 /Velvia(フィルムシミュレーション)
右:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.0 / シャッタースピード:1/160 /PRO Neg.Hi(フィルムシミュレーション)

小高い丘の上に立つ『ワット・サケット』。バンコク市内を一望できる黄金の丘と呼ばれる寺院です。

どこからか聴こえてくる風鈴のような音は、どうやら観光客が鳴らしている銅鑼。心地よい音がずっと辺りに響いていました。今回は登らなかったので、次は登ってみたいなと思います。

左:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:13 / シャッタースピード:1/1600 /PROVIA(フィルムシミュレーション)
右:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:5.6 / シャッタースピード:1/160 /PROVIA(フィルムシミュレーション)

ワット・サケットを出たお土産屋さんのところで、きれいな衣装を着た若い女の子の集団が。
視線を送ると「写真撮る?」と手招きして、最高の笑顔を見せてくれました。

X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:3.6 / シャッタースピード:1/160 /Velvia(フィルムシミュレーション)

お国柄なのか、現地の人たちは写真を撮られることにあまり抵抗がない様子。
彼女たちの他にも、100歳のおばあちゃんや信号待ちで一緒になった僧侶二人組も照れながら写真を撮らせてくれました。通りすがりのおじさんが「なに撮ってるの?」とカメラを覗き込むことも。昼寝している犬だとわかるとニコニコ笑って、グッと親指立ててくれました。

左:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.0 / シャッタースピード:1/100 /モノクロ+Yeフィルター(フィルムシミュレーション)
右:X-E3(camera)/ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS(lens)/ F値:4.5 / シャッタースピード:1/160 /ACROS(フィルムシミュレーション)

人懐っこい、たくさんのほほ笑みに出会った3日間。
X-E3で切り取った一期一会の瞬間を見返して、きっとまたすぐにタイへ行こうと思ったのでした。

今回登場したカメラ

FUJIFILM X-E3

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text by 野中ミサキ(NaNo.works)
photo by 高見知香

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