“瞬きをするようにシャッターを切ろう。〜春の光に出会う旅〜”写真家・渡邉真弓 vol.05
カメラを始めてから日々の暮らしがすこし変わった。
行きかえりの道に咲く花が可愛かったり、空は毎日同じではないこと。
ファインダーを通して見る私の世界は、ささやかな発見の連続だ。
3月、冬から春に向かう季節。
冬を耐えた枯れたものと新しく芽吹いたものが共存する。
それは、すこしせつなくて、すこし新しい。
別れと出会いが交差する季節とリンクしている。
いま出会う光は、フィルムシミュレーション「ETERNA」がよく似合う。
「ETERNA」の落ち着いた発色と豊かな階調が、
静かに、でも雄弁に今の季節を表現してくれる。
まるで映画のワンシーンのよう。
冬から春に向かう今の光と「ETERNA」のコラボレーションだから捉えられる光景。
それは、切なくて、でもどこか懐かしい。
立ち上る余韻と物語。
この空気感は今だけ。
そして「ETERNA」だけ。
イタリア語で「永遠」の意味を持つ「ETERNA」。
カメラは一瞬を永遠にする装置。
そうしてできた写真は、断続的な記憶。
風のようにやってきて泡のように消えていく日々を、
あなたの物語を、永遠に閉じ込めよう。
「ETERNA」と「X-T3」で。
撮影MEMO
・今回のお供は「X-T3」と「XF35mmF1.4 R」
・春の優しくキラキラする光と「ETERNA」はベストマッチ。
・「ETERNA」はダイナミックレンジ400との組み合わせがオススメ。
・「ETERNA」は「X-H1」、「X-T3」、「X-T30」に搭載。
写真家・渡邉真弓「瞬きをするようにシャッターを切ろう。」一覧はこちら