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Column 2019.03.22

“瞬きをするようにシャッターを切ろう。〜春の光に出会う旅〜”写真家・渡邉真弓 vol.05

カメラを始めてから日々の暮らしがすこし変わった。
行きかえりの道に咲く花が可愛かったり、空は毎日同じではないこと。
ファインダーを通して見る私の世界は、ささやかな発見の連続だ。

3月、冬から春に向かう季節。

冬を耐えた枯れたものと新しく芽吹いたものが共存する。

それは、すこしせつなくて、すこし新しい。
別れと出会いが交差する季節とリンクしている。

いま出会う光は、フィルムシミュレーション「ETERNA」がよく似合う。

「ETERNA」の落ち着いた発色と豊かな階調が、
静かに、でも雄弁に今の季節を表現してくれる。

まるで映画のワンシーンのよう。
冬から春に向かう今の光と「ETERNA」のコラボレーションだから捉えられる光景。
それは、切なくて、でもどこか懐かしい。

立ち上る余韻と物語。

この空気感は今だけ。
そして「ETERNA」だけ。

イタリア語で「永遠」の意味を持つ「ETERNA」。

カメラは一瞬を永遠にする装置。
そうしてできた写真は、断続的な記憶。

風のようにやってきて泡のように消えていく日々を、
あなたの物語を、永遠に閉じ込めよう。
「ETERNA」と「X-T3」で。

撮影MEMO

・今回のお供は「X-T3」と「XF35mmF1.4 R」
・春の優しくキラキラする光と「ETERNA」はベストマッチ。
・「ETERNA」はダイナミックレンジ400との組み合わせがオススメ。
・「ETERNA」は「X-H1」、「X-T3」、「X-T30」に搭載。

今回登場したカメラ

FUJIFILM X-T3

Profile

渡邉 真弓 / Mayumi Watanabe (“allô?”)

写真家 / “allô?” 代表

札幌在住。アトリエ兼事務所“allô?”をspace1-15に構える。
「写真と一緒にくらしを楽しむ」をキーワードに、写真教室、写真にまつわる執筆・企画提案、撮影、デザインなど行う。
富士フイルムXセミナーズ講師、日本写真芸術学会会員 / 北海道カメラ女子の会代表、CuiCui事務局代表。
日常をモチーフに「時の有限性」「薄れゆく記憶」について考察する作品を制作している。

主な展示として、2011年個展「air」(アルテピアッツア美唄)、2016年7月個展「eternalnow」(富士フォトサロン札幌)、2017年6月個展「そこにある」(WonderPhotoShop)。同巡回展を2018年5月に札幌で開催(ギャラリー門馬)。2017年9月富士フイルムX-E3発売イベントFUJIKINAで作品展示。X-Photographer。

Web:https://www.allo-japon.com/
Instagram:https://www.instagram.com/allo_mayumi/
Facebook:https://www.facebook.com/allo.lesson/

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北海道カメラ女子の会とは:SNSとリアルをミックスし、北海道のカメラ・写真が好きな女性を緩やかにつなげるコミュニティ。2019年3月現在会員540名を突破。市町村や企業とのコラボ事業も行っている。
https://hokkaido-camera.com/

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CuiCuiとは:「北海道に住む写真とカメラが好きな女性が楽しみながら体験したり学んだりできる場をつくりたい」という渡邉の想いから、2016年から開催。2018年の来場者は2日間で3000名。北海道で初めて、また全国的にも珍しい取り組みとして注目されている。2019年も9月にサッポロファクトリーで開催予定。
https://www.cui-cui.jp/

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