暗い場所での撮影におすすめのレンズ【レンズの選び方レッスンvol.3】

ミラーレス一眼カメラの特徴は、撮りたい被写体や雰囲気に合わせて「レンズ交換」ができること。ただ、たくさんの種類があるレンズは、それぞれにどんな特徴があって、どれを選べば良いのか悩んでしまいますよね。「レンズの選び方レッスン」では、撮りたい被写体・シチュエーション別に、カメラ講師のやまぐち千予さんが富士フイルムのおすすめのレンズやその特徴を詳しくご紹介していきます。今回は難しいと言われている“暗い場所での撮影”にフォーカス。夜の風景やイルミネーション撮影を例に、「暗い場所での撮影におすすめのレンズ」をご紹介いたします。
暗い場所での撮影に適したレンズとは?
キラキラと輝くイルミネーションやオブジェ、ライトアップされた街の風景など、夜の街には写真におさめておきたい素敵なものがたくさん。実際よりも暗く写ってしまったり、ブレてしまいがちな暗い場所での撮影では、手ブレ補正がついたレンズや、明るいレンズがおすすめです。
ライトアップされたツリーやイルミネーションを綺麗に撮る
「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」はズームレンズにもかかわらず、カバンに入れて気軽に持ち運ぶことができる最小最軽量(*1)のレンズ。手ブレ補正機能がついているので、夜の風景や暗い室内での撮影でも、手ブレを抑えることができます。また、高速で静音なモーターを使用しているため、静かな場所でもさりげなく撮影ができるのも嬉しいポイントです。

X-T3(camera)/ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ(lens)/ F値:4.0/ シャッタースピード:1/90/ ASTIA/ソフト(フィルムシミュレーション) /焦点距離:15mm

X-T3(camera)/ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ(lens)/ F値:5.6/ シャッタースピード:1/45/ ASTIA/ソフト(フィルムシミュレーション)/焦点距離:45mm
ズームレンズなので、ツリー全体を写したり、グッと寄ってオーナメントをメインに大きく写したりと撮り方を変えることができます。下の画像は、オーナメントにピントを合わせたことで、後ろにあるイルミネーションの光が丸い“玉ボケ”となり、キラキラとした写真になりました!
*1:「Xシリーズ」用交換ズームレンズとして最小(全長44.2mm *1)・最軽量(135g)を実現(2018年度11月時点)
ふと見つけたクマの形のイルミネーション。可愛くて思わず撮影した写真です。
「XF35mmF1.4 R」は、F値が他のレンズと比べてもとても小さく、レンズの光の通り道が広がり、たくさんの光を取り込める明るいレンズです。光をたくさん取り込めることで、シャッタースピードが速くなり、ブレを抑えやすくなるという効果もあります。また、F値が小さいことでボケが大きくなることから、手前に入ったイルミネーションが大きな玉ボケとなり、幻想的な雰囲気で撮影できました。
もっとイルミネーションの撮影方法やコツを知りたい方は、ぜひイルミネーション撮影テクニックの記事も読んでみてくださいね。
今回登場したレンズ

今回登場したレンズ

非日常感のある夜スナップを撮る
高い位置にある看板や道を隔てた先にあるオシャレなカフェなど、遠くにあるものも大きく撮影ができる「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」は、55mm〜200mmという広範囲をカバーするズームレンズ。広角側で撮影した写真では遠くに小さく写っているカフェの看板も、アングルを変えて望遠側で撮ると、日中のスナップとはまた違った印象の非日常感溢れる写真になります。
歩きながら撮りたい被写体を見つけ、手持ちで撮影することが多い夜のスナップ。光量の少ない場所では、特に手ブレに気をつけたいところです。「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」にも、手ぶれ補正機能(OIS)はついているので、夜スナップでとても頼りになるレンズです。
今回登場したレンズ

今回は、暗い場所での撮影におすすめのレンズとして、手ぶれ補正のある便利なズームレンズ「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」と「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」、そして暗くても手ブレしづらく、豊かなボケ感でイルミネーション撮影などにも最適な「XF35mmF1.4 R」の3本をご紹介いたしました。
夜の風景を上手に撮るためには、シャッタースピードやISO感度などの設定はもちろんのこと、レンズにもこだわってみてください。