IRODORI by X Series

Column 2019.10.04 update

古性のち×富士フイルムレンズ『ときめく写真を探して』 vol.1 XF8-16mmと旅するトルコ

「いつもと違うレンズを連れて旅する連載をしてみませんか」
と声をかけてくれたのは、口を開けば誰かれ構わず捕まえて、隙間から愛を好き勝手垂れ流しにし続けていた大好きなカメラメーカー、富士フイルムさん。

はじめてファインダーをのぞいたあの日から、私はその色に、音に、手にずっしりと染み込む重みに、恋をしている。

初めまして。旅をしながら世界中で“ときめき”を蒐集している、古性のちと申します。
言葉と写真が呼吸しあうような、日々やさしい世界を綴っています。(青が好きなので、全体的に写真も青が多めになりがちです)

今回、大好きな富士フイルムさんと一緒に全5回で“色んなレンズと色んな場所に出かけてみる”連載をつくりました。ファインダー越しにのぞいた景色と、旅の匂い。そして、私が日々大切にしている、ほんのちょっぴり写真が楽しくなる“ときめく写真の作り方”の魔法のTipsをひとつずつ、お届けしていきたいと思います!

ファーストトリップは遠い魅惑の2カ国、トルコとウズベキスタンへ。

一緒に旅したレンズ『XF8-16mmF2.8 R LM WR』

記念すべき企画のファーストトリップ、一緒に旅したのはこのレンズ。とっても広い世界を見せてくれるレンズです。普段23mmの私からすると、未知の世界。

【ポイント】その場の空気を丸ごとすくい上げるイメージで

広い世界のときめきを写真に閉じ込める時に大切なのは、シャッターを切る時にイメージを明確にすること。もちろんときめいたものに素直にシャッターを下ろすのも良いのですが、例えば風を待ってみたり。視界を横切るあの人が止まるのを待ってみたり。

広い視野で、世界観づくりをする楽しさを意識すると、写真は更に見る人の心に残る、ときめきをたっぷりと含んだ一枚になります。

『XF8-16mmF2.8 R LM WR』と旅するトルコ

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値:10/シャッタースピード:1/1000

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値:16/シャッタースピード:1/2000

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値:10 /シャッタースピード:1/100

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値: 12/シャッタースピード:1/60

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値: 16/シャッタースピード:1/100

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値:8 /シャッタースピード:1/20

まず驚いたのは、その広さと明るさ。風の動きも、光がシャワーのように落ちる様も、その場の空気をそのまま切り取るような感覚。トルコの街を歩きながら、見慣れない広さの世界を、丁寧に閉じ込めていく。綺麗な風景を伝えたくて、人がいなくなるのをじっと待ちながら撮影しました。

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値:13 /シャッタースピード:1/2000

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値: 8/シャッタースピード:1/2000

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値: 10/シャッタースピード:1/500

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値: 16/シャッタースピード:105

景色を際立たせるため、被写体を真ん中や端にポツンと残す写真が多いわたし。ひとりぼっち感を大事にしたいので、すべて早朝誰もいない時間を狙い撮りました。

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値:16 /シャッタースピード:1/60

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値: 8/シャッタースピード:1/100

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値:8 /シャッタースピード:1/60

いつもは全部写せない旅の宿もまるっと全て切り取れる嬉しさ。余計なものが写り込まないように、荷物はまとめて自分の足元へ。

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値: 16/シャッタースピード:1/2000

もっとダイナミックに切り取りたい時は、思い切って縦もおすすめです。

今までに見たこともない世界を魅せてくれた

X-T3(camera)/XF8-16mmF2.8 R LM WR(lens)/F値: 10/シャッタースピード:1/2000

普段、手に持ったときめきを切り取ろうとすると、どうしても歯を食いしばって距離を取らなければいけなかった23mmの世界。いつも近い世界ばかりをのぞいている私にとってこのレンズは、世界を広げてくれました。
「この子がいるなら大丈夫だ」
と絶対的な安心感を寄せるようになったのは、旅を始めて間もなくのこと。

さあ次はどの子と旅に出ようかな。

今回登場したレンズ

XF8-16mmF2.8 R LM WR

今回登場したカメラ

FUJIFILM X-T3

Profile

古性のち

フォトグラファー/ライター

1989年、バンコク在住。
“日々に小さなときめきを”をコンセプトに、各地を旅しながら写真と文筆を手掛ける。カメラ歴は8年。
2019年にFUJIFILMと運命的な出会いを果たし、恋に落ちる。
パートナーは『X-T3』。レンズは23mmが標準。旅の中に息づく日常や、“青”を切り取るのが好き。

Twitter:@nocci_84
Instagram:@nocci_trip
note:https://note.mu/nontsu

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