IRODORI by X Series

Interview 2018.03.30 update

【Xseriesユーザーインタビュー】フード&トラベルライター西村愛が「Xシリーズ」を愛用し続ける理由とは?

フード&トラベルライターとして活躍されている西村愛さん。自分にとって「表現を披露する場」だというブログ「じぶん日記」には、何台にもわたり愛用してきたという富士フイルムのカメラで切り取られた風景が積み重ねられています。今回は、生粋のフジラヴァーである西村さんに、写真・ブログへのこだわりと、現在メインで使用しているという「X-T2」をはじめとした富士フイルムのカメラの魅力について愛情たっぷりに語っていただきました。

Interview:西村愛

「これまでで全8機種、富士フイルムのカメラを使っています!」

――西村さんのブログ「じぶん日記」は、なんと始められて14年目!ほぼ毎日更新されるエネルギーに脱帽です。

今、記事が4500本くらいあって。自分でも記事を探せないくらいです(笑)。ブログを始めた2004年当初はブログ黎明期で、ブログ=写真を載せるものというわけでもなかったんです。なので、初期のブログにも写真はあまり載せていません。だけど、あるとき「視覚的に訴えたほうが伝わりやすい」ということに気づいて、写真を載せるようになりました。本格的に写真を撮るようになったのはそこからなので、カメラとブログを始めた時期は、ほぼ重なっていますね。

――「じぶん日記」には、まさにカメラと歩んできたご自身の日々が詰まっているんですね。西村さんは、数機種にわたり使い続けていらっしゃる生粋の富士フイルム愛好家だそうですね。

これまでに全8機種、Xシリーズは現在メインで使っている「X-T2」で 2台目です。とにかく、富士フイルムの色が好きで。私はどちらかというとビビッドでパキッとした色味が好みなので、そういう点で理想の色を出してくれるカメラだなあと。以前、マクロ機能をよく使っていた時期があって、一度だけ他社のマクロが強い機種を使ったことがあるんです。ただ、やっぱり思っている色が出なくて。それですぐに富士フイルムに戻ったという(笑)。今では、自分の表現したいものには富士フイルムのカメラしかない、という感じです。

――たしかに、西村さんがよく撮影される「食」や「旅」の風景は、とりわけ色味や質感へのこだわりが顕著にでる被写体だと思います。

「じぶん日記」2018/02/19の投稿より

目で見たままを再現するのは不可能だと思うんです。だけど、自分のフィルターを通したものを伝えるために、カメラと一生懸命に会話をしています(笑)。ただ、Xシリーズで撮影するようになってからは、それをより表現しやすくなったなあと感じますね。もちろん機能も増えたし、「X-T2」はとにかくピントが速い!なので、これまであまり使う機会のなかった連写などにもチャレンジしてみようかなと思えるようになりました。

「加工してないよって伝えると驚かれます」

――お話を聞いていると、ただのツールとしてではなく、パートナーとして愛していらっしゃるのが伝わってきます。「X-T2」を使用するなかで重宝している機能はありますか?

旅の途中でSNSにあげたりするので、Wi-Fiですぐに写真をアップできるのはすごくいいですね。「X-T2」で撮影するようになってからは、撮って出しの写真でもみんなが反応してくれるようになりました。ブログを見た友だちから「あれ、加工してるの?」って聞かれたりすることもあって。「してないよ」って答えると驚かれます。設定は、基本的に全てAUTOでフィルムシュミレーション「Velvia」ですね。「Velvia」が使いたいから「X-T2」を使っているといってもいいくらい(笑)!十分すぎるほどの性能が備わっていて、しかも頑丈!旅をしながらの撮影はそこそこ過酷で、結構ぶつけちゃったりすることもあるけれど、全然平気!傷がついてもサマになりますもんね。(笑)。

――(笑)たしかに、傷すら味に変わるクラシカルなデザインもXシリーズならではですよね。

デザインは男性的だけれど、変に誰にでも受けるようなことは意識せずに、ちゃんと富士フイルムのカメラが好きな人へ向けて作っていらっしゃるところがかっこいいですよね。本当にこだわりがある方には、ピンとくるカメラなんじゃないかなって思います。

――こだわりという点で、「西村さんらしい写真」を撮るうえでのこだわりなどはありますか?

あまり考えたことがなかったです。ただ、最近SNSで流行っている俯瞰で撮った平面的な写真とは逆行しているのかもしれないけれど、私は奥行きのある写真がすごく好きです。なので、食べものなんかも真横から撮ったりします。そうすることで、立体感のある写真になるんじゃないかなって。

「じぶん日記」2018/02/21の投稿より

それと、自分のブログにはとてもじゃないけどスマホで撮影した写真は載せたくないです。最近はスマホのカメラも性能がすごく上がっていますけど、ちゃんとミラーレス一眼で撮った写真とはまったく比べものにならないです。いつも見ているなにげない日常風景なんかで見比べるとわかりやすいかもしれないですね。ブログは私にとって自分のブランドでもあるので、あとで見ても満足できる写真というのが必須条件。そのためには、絶対富士フイルムのカメラがないとダメなんです。

ビビットな写真をより綺麗に写すには?

ここで、普段はAUTOの設定での撮影がメインという西村さんから、富士フイルム社員・奥山さん(以下敬称略)に設定についての質問が。

私、あまりマニュアルを使ったことがなくて。自分で設定して、よりビビットな写真をきれいに撮るための設定を知りたいです。

奥山:その場合、まずシャープネス設定をプラスにして、輪郭をパキッとさせて印象を引き締めます。次に、ハイライトトーンとシャドウトーン設定をマイナスにすると、影になる部分が黒潰れしたり写真が白トビせず、明暗差が残ってより綺麗にハッキリと写りますよ。

なるほど。早速設定しました(笑)!

奥山:ちなみに、「X-T2」は4K動画も搭載されていて、明るいレンズを使えば動画でもキレイにボケますし、ムービー用のカメラとも違う画が撮れるので、お手持ちのカメラでも新しい旅の表現が生まれるかもしれません。動画でもフィルムシミュレーションをそのままお使いいただけるのも楽しめる点のひとつです。

それはやってみたいかも!まだまだ表現の幅が広がりそうです。カメラに敬遠しがちな女性のなかには、仕組みや扱い方で躊躇している方も少なくないんじゃないかと思うんです。だけど、私も写真について特に勉強はしていないし、メカニック的なこともニガテなくらい。なので、撮りながら自分で「これ好き!」という瞬間を目指して、毎日たくさん撮ることで自分なりのテイストを固めていきました。私みたいになにも知らない人間でも気づいたらちゃんと楽しめていたんだから、まずは手にすることから!というのは広めていきたいですね。

今回登場したカメラ

FUJIFILM X-T2

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取材協力:桜丘カフェ
text by 野中ミサキ(NaNo.works)
photo by 高見知香

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