街全体がお祭り騒ぎ!『X-T50』で写す、<サンディエゴ・コミコン2024>場外エリア
IRODORI編集部が<サンディエゴ・コミコン2024>に参加! IRODORIではその場外エリアの様子を、『X-T50』で撮影した写真とともにお届けします。コミコンのポップでカラフルなラッピングに包まれた、活気あふれるサンディエゴのスナップ写真をたっぷりご覧ください!
★カルチャーメディア「Qetic」との連動企画!サンディエゴ・コミコン会場内レポートからの続きです
Report:Outside of Sandiego Comic-Con
7月24日から28日までにわたり、米サンディエゴにて<サンディエゴ・コミコン>が開催されました。同イベントは、映画・ドラマ・コミック・アニメ・ゲーム・玩具など、様々なポップカルチャーの祭典。入場するにはチケットが必要ですが、期間中は街をあげてのお祭り騒ぎに。実は場外でも、その雰囲気を楽しむことができるのです。そこで、<サンディエゴ・コミコン>で賑わう街中も堪能してきました!
イベント会場となるコンベンション・センターは、路面電車MTSのガスランプ・クォーター駅が最寄り。行き交う車両には、新作ドラマなどのラッピングが施されていました。好きな作品でラッピングされた車両がやってくるのを待つ時間もワクワクします。
街中に観覧車が出現! こちらはGoogle Playのアプリゲーム『Marvel オールスターバトル』プロモーションの一環。規模が大きいですよね。
「DCコミックス」と放送局HBOがタッグを組んだ、今秋スタートのドラマ『THE PENGUINーザ・ペンギンー』のプロモーション企画「ゴッサム・アイス・トラック」を発見。早朝につき開始前でした。一体どんな味だったのか、気になります……!
期間中、周辺の公園もホテルも<サンディエゴ・コミコン>一色に染まります。コンベンション・センターの左側に位置するサンディエゴ・ベイフロント・パークは、テレビ局FXの巨大ブースへと変身。一部入場列のエリアには、真田広之主演ドラマ『SHOGUN 将軍』のビジュアルがたっぷりと貼られていました。
FXブースで体験したのは、エミー賞最多受賞作『一流シェフのファミリーレストラン(原題:ザ・ベア)』のレストラン・ポップアップ。
“シェフの本日のおすすめ”として、ラップサンド風に包まれたオリジナルTシャツをいただきました。
うちわやランチボックスも偶然ゲット。炎天下の行列を耐え抜いた甲斐がありました!
サンディエゴ・ベイフロント・パークの真向かいにあるヒルトン・サンディエゴ・ベイフロントで涼を取っていると、映画『クルーレス』のシェール&ディオンヌや、映画『ドッジボール』のアベレージ・ジョーズチームに扮した方たちに遭遇。皆とっても楽しそう!
コンベンション・センターの右手に隣接するマリオット・マーキス・サンディエゴ・マリーナは、今秋より始まる『ドラゴン・ボールDAIMA』のラッピングに。パステルパープルの色が、雲ひとつない青空と相性抜群でした。
街中の広告で最も目を引いたのは、25周年を迎えた『スポンジ・ボブ』。黒を基調とした新作映画・ドラマのビジュアルが多い中、ポップなカラーリングやキャラクターのユニークな表情に思わず釘付け。
コンベンション・センターの真正面にある、市内いちの歓楽街ガスランプ・クォーター。期間中は人がごった返しています。
人混みに紛れ、ビル・スカルスガルド&FKAツイッグス主演のリブート版『ザ・クラウン(原題)』のポスターが配られていました。通りでは色々な方が配り物をしており、中には怪しいものもありましたが、時々このような公式プロモーションも混ざっているので見逃せません。
会場内には入らず、あえてこの市街地を拠点に人々との交流を楽しむコスプレイヤーの方たちもちらほら。写真左は、ウルヴァリンのそっくりさんとして活動するハリウッド・ウルヴァリンさん(@hollywoodwolverine)、右は、モデル・俳優として活動するレイチェルさん(@beautyandbrainswithatwist)。こなれた様子でカッコよくポージングしてくれました。
さて、ガスランプ・クォーターで水曜日(プレスプレビュー)の晩から列を成していたのが、ストリーミングサービスParamount+が手がけるブース「ザ・ロッジ」です。
中に入ってみて、行列に納得。入場時にもらうチケットでフリードリンク&フードを楽しめるうえ、入れ替え制によってゆったりと過ごすことができる、都会のオアシスのような場所でした!
「ザ・ロッジ」内は、Paramount+配信作品に関するコーナーが盛りだくさん。タトゥーアーティストたちによる勝ち抜きリアリティ番組『インク・マスター(原題)』にちなんだコーナーでは、好きな柄のボディースプレーをしてもらえます。10秒ほどの施術&石鹸で簡単に落とせるので、気軽にタトゥーした気分を味わえました。
アニメ『ミュータント・タートルズ』のコーナーでは、同作でキャラクターたちがこよなく愛する“ピザ”のサービスが。もっちり生地とたっぷり濃厚なチーズが最高でした! そして食後は、レモネードでさっぱりと。
こちらは、日本未上陸のドラマ『ゴースツ(原題)』(※UK版はシーズン1のみ日本上陸)にまつわる、香り調合室。フローラル系からウッド系まで揃う中から一つ、ミニ香水をお土産にいただきました。香るたび、キャストお2人の快活な笑顔が思い浮かびそうです。
気合いが入っていたのは、シルヴェスター・スタローン主演『タルサ・キング』の世界観を再現したバーカウンター。カメラを向けると、カウンターにいたスタッフがお茶目にピースをしてくれました。
バードリンクのラインナップは、カクテル2種、ビール3種、ソフトドリンク6種。今回は、アペロール、プロセッコ、ソーダを混ぜ合わせたカクテル「ザ・ゴールデン・ドリラー」を注文してみました。すっきりとした味わいで、夏にぴったりです。
ほろ酔い気分で、バーカウンター横のスロットマシンをプレイ。キャストの方のご好意で、当たりが出るまで遊ばせてもらいました。時間・人数が制限されているからか、「ザ・ロッジ」内はのんびりとした雰囲気。なんだか本物のバーで飲んでいる感覚に陥ります。
その他、<サンディエゴ・コミコン>場外エリアでは、huluの大人向けアニメサブブランド「Animayhem」による巨大工場(風の体験型ブース)や、ドラマ『アボット・エレメンタリー』にまつわる遊園地「A.V.A.Fest」、『スター・トレック』&『ドクター・フー』の複合展示ブース、映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』20周年記念パブ、映画『猿の惑星/キングダム』没入型展示などがありました。
道を少し進めばブースに遭遇するといった環境で、期間内にすべて回りきれなかったのが悔やまれるところ。来年はもっと効率良く回りたいなと思っています。ポップカルチャー好きの方は、来年、ぜひ参加してみてくださいね!
text by Yuka Yamane
photo by Mio Tangstad
(サンディエゴ・コミコン通信 @sdcc_maniajp)