世界中を旅して、出会った人々が印象的だった国ランキングTOP3〜世界の写真・近藤大真 vol.4〜
※登場する写真は全て2020年以前に撮影されたものです
みなさん、こんにちは!写真家の近藤大真(@Hiromasa_kondo)です。
海外を旅したい気持ちはあっても、なかなか行くことができないこのご時世。少しでも旅をした気分になれたり、世界や写真に興味をもって貰えるようにするコラム、第4弾でございます!(今までのコラムはこちら)
今回は、笑顔を撮りながら世界38カ国を旅した僕の経験から決める……
“世界中を旅して、出会った人々が印象的だった国ランキングTOP3”をご紹介します!!
海外旅行でどこへ行くか迷っている時に、決め手になるもの。治安や距離や物価……いろいろ挙げられますが、僕はあえてフレンドリーな国民性を推していきたい。
世界中を旅していろんな絶景を見てきたけど、現地の人たちとの出会いの方が僕の思い出に残っていたので。
旅中に出会う人によって感じ方は人それぞれ違うと思うので、あくまでも僕の独断と偏見によるランキングですが、個人的にはこれから紹介する国へ行ったら120%楽しい思い出が残ること間違いなしです!
と言う訳で、さっそく第3位!
ミャンマー
ミャンマーでは子供たちはもちろん、市場のおばちゃんたちの活気がすごいんですよ!街を歩いていれば、「食ってけ!食ってけ!」って野菜や果物をどんどん勧められます。(笑)
みんなが顔に塗っているものは“タナカ”と言って、日焼け止めの効果があるらしく、小さい子からおばあちゃんまでほっぺをぐるぐる塗ったり、おしゃれな模様にしたり、この国ならではの天然のお化粧がかわいい。
富士フイルムのカメラは見た目がゴツくないので、撮られる側もほとんど緊張することなく自然な表情を撮れます。本当この旅にもってこいのカメラでした。
日本ではあまり考えられないおばあちゃんの手揉みヌードルも、異国の地ならなんとか食べられました!(意外と美味しかった)
続いて第2位!
エジプト
ピラミッドやツタンカーメンでお馴染みのエジプト。
フレンドリーがすぎるこの国では、3分も歩けば必ず誰かから声をかけられるレベルでした……!(笑)
『X-Pro2』をぶら下げながら歩いていると、「へい!日本人!俺を撮れよ!!」とポーズを決めながらフランクに話しかけてくれるので、人を撮ることが本当に楽しい国だった。
水タバコを吸いながら、スマホで自撮りしながら、家の中から……。 たくさんの人から声をかけて写真を撮らせてもらって、散歩がこんなに楽しい国はなかったです。(笑)
ただイメージ通りすっっっごい暑い国で、時期が時期なら気温40℃を毎日平気で超えてくるので、検討される方はご注意を……!!(僕は日焼けで真っ黒になりました)
そして、栄光の第1位は……
インド
そう!インドです!!ボリウッド映画で「めちゃくちゃ踊るやん!!!」ってイメージを持っている人も多いかもしれませんが、そんな陽気なムードが溢れている国です。
親しみの意味も込めて“世界一ウザい国”なんて呼ばれ方もあるほど、インドの人は人なつっこいです。
インドに一度行くと、ハマる人はめちゃくちゃハマると聞きますが、僕もとても気に入りました。
小さい子ってどこの国へ行っても元気でかわいいんですけど、インドほど大人が陽気な国ってないんじゃないかなって思います。
写真見てわかると思うんですけど、子どもたちを撮っているとほとんどの確率で「俺も撮ってくれ!」ってフレームに入ってくるんですよ!親でもない知らないおじさんが!!(笑)
そんな日本ならありえないような光景が日常なのがインド。
そんなことは日常茶飯事で、3人の子を撮っていたら「俺も!」「わたしも!」「ワシも!」のオンパレードで最大30人にまで増えたこともありました。
国民性なのか写真を撮られることが好きな人が多くて、撮った写真を見せたらニコって笑ったり、親指立てたり、すごく喜んでくれました。カメラを持って歩けば何倍~何十倍も楽しい国。風景写真はそっちのけで出会った人の写真ばかり撮っていた思い出。
以上が、僕の選ぶ世界中を旅して、出会った人々が印象的だった国ランキングTOP3でした!海外って言葉が通じない分、写真やカメラがお互いの仲良くなるきっかけになるんですよね。本当にこの3つの国は人を撮ることってこんなに楽しいんだ!ってシンプルに思えた国でした。
ミャンマーの情勢や世界のコロナ状況が一刻も早く落ち着き、世界中の⼈々が元のような⽣活が送れることを祈っています。