IRODORI by X Series

Review 2020.09.02

【富士フイルム Xseriesレビュー】“撮る”楽しさを体感できる。動画撮影にもおすすめなXシリーズ最新機種『X-T4』の魅力

フリーランスの写真家・フォトグラファーとして活動をしている大分県在住のyasukaです。デジタルカメラやフィルムカメラを使ってナチュラルな雰囲気のポートレートや旅先での風景を主に撮影しています。最近は日常や自然を中心に動画も撮っています。2、3年前から富士フイルムのカメラをメイン機として使っているのですがフィルム好きの私は富士フイルムのミラーレスの魅力にどっぷりとはまっています。今回は普段から愛用しているXシリーズ『X-T4』について、実際に使った感想や魅力を作例とともにご紹介できればと思います。

フィルムカメラを思わせるデザイン

X-T4』の魅力は、まずはなんと言っても持っているだけで幸せな気分にしてくれるデザインです。3年ほど前にフィルムカメラを本格的に始めたのですが、フィルムカメラのクラシックな感じがとてもお洒落で、それを持って出かけるだけでとても楽しいと感じていました。そのようなこともあり、Xシリーズのフィルムカメラのようなデザインを見た時はとても興奮したのを覚えています。今まではカメラを鞄の中に仕舞って、必要な時に取り出す撮影スタイルでしたが、富士フイルムのカメラに変えてからは、ファッションの一部として首から下げて持ち歩くスタイルに変わりました。コンパクトで軽いのでカメラを持ってお出かけする回数も以前より増えました。

X-T4 /XF16-55mmF2.8 R LM WR /F値:5.6 /シャッタースピード:1/1600 /フィルムシミュレーション:ETERNA

ただお洒落なだけではなくて使いやすさが抜群なところもお気に入りのポイントです。『X-T4』のダイヤルはフィルムカメラのような仕様になっており、それぞれの設定をアナログの数値を見ながら直感的に操作できるようになっています。シャッタースピードはもちろん、ISO感度や撮影モードも全て独立したダイヤルで操作ができ、フィルムカメラとデジタルカメラのいいところどりをしているような感覚です。じっくり設定を考えながらの撮影も、一瞬を逃さないようにしたい撮影も得意なので、こだわった作品づくりや街中や旅先でのスナップなど、どちらも撮りたい私にとってぴったりなカメラだと感じています。

X-T4 /XF35mmF1.4 R /F値:3.6 /シャッタースピード:1/50 /フィルムシミュレーション:PROVIA

さらに、X-T4はバリアングルモニターが搭載されました。私は身長が低いほうで、自分の目線よりも高い位置にあるものの撮影や、俯瞰での撮影で苦戦することが多いのですが、バリアングルモニターを使うことで手を伸ばした状態でもモニターが確認できとても便利です。反対に低い位置から見上げて撮るようなシチュエーションでも体に負担をかけることなく撮影ができるので、表現の幅が広がりました。

X-T4 /XF16-55mmF2.8 R LM WR /F値:3.2 /シャッタースピード:1/1700 /フィルムシミュレーション:ETERNA

モニターを使わない時は反対側を向けることで、モニターを隠してカバーとしても使うことができます。ファインダーのみで撮影をすると、本当にフィルムカメラを使っているような気分も味わえます。X-T4にはその他にも高速連写や高速・高精度AFの機能も搭載されており、ポートレートや動きものの撮影でもストレスなく撮影できるのも嬉しいです。

美しい発色で“撮る”ということを楽しめる

X-T4 /XF35mmF1.4 R /F値:4.0 /シャッタースピード:1/1500 /フィルムシミュレーション:クラシッククローム

また、富士フイルムのカメラは色にこだわっているという点もお気に入りのポイントです。どの色も発色がよく、“撮る”ということがとても楽しめるカメラです。街撮りのイメージも強いですが、個人的には空の青や木々の緑の色合いが好きで、自然が多い地元・九州の風景を撮るのにしっくりきています。加えて、フィルムシミュレーションを変えれば、まるでフィルムの種類を交換しているかのような気分で撮影が楽しめます。私はクラシッククロームが好きでよく使っているのですが、X-T4ではクラシックネガやETERNA ブリーチバイパスが追加され、ますます撮影が楽しくなりました。気分や作品に合わせて色味を変えられるので飽きることがありません。

X-T4 /XF35mmF1.4 R /F値:2.5 /シャッタースピード:1/8000 /フィルムシミュレーション:クラシックネガ

X-T4 /XF16-55mmF2.8 R LM WR /F値:4.5 /シャッタースピード:1/300 /フィルムシミュレーション:ETERNA ブリーチバイパス

映画のような世界が撮影できる

X-T4 /XF35mmF1.4 R /F値:1.4 /シャッタースピード:1/50 /フィルムシミュレーション:クラシックネガ

X-T4を購入してからは、動画撮影も始めました。今までも動画には興味があったのですが、機材も揃っておらず、好きな感じに撮るのが難しい気がして中々手をつけられずにいました。写真を撮る目的で購入を決意したX-T4ですが、調べていくうちに何やらボディ内手ブレ補正機能もついていて、動画撮影にも向いているということを知りました。購入後、早速自宅の庭で動画を撮ってみました。どうせ思い通りには撮れないだろうと思っていましたが、簡単な設定でブレずに思い通りの動画がすぐに撮れたことに驚きました。クラシックネガのフィルムシミュレーションを設定し撮影をしたのですが、まるで映画のような世界が撮れて、とても感動したのを覚えています。撮影した動画はすぐにカメラからスマートフォンに送り、撮って出しのままSNSに載せたのですが、とても評判がよくて嬉しかったです。

それから、祖母の実家の古民家で数本動画を撮影しました。

▲『古民家リノベーション/美容室の暮らし』のワンシーン

▲『古民家の暮らし / 雨の日に見えるもの』のワンシーン

▶︎YouTube動画はこちらから

こちらの動画も全てクラシックネガで撮ったものなのですが、古民家の雰囲気とマッチして雰囲気のある作品に仕上がったと思います。これから様々な動きや構図を考えて動画作品を作るのが楽しみです。

一瞬のときめきをX-T4で残し続けたい

4月の終わりに購入したX-T4ですが、今では自分らしい作品を残すのに欠かせない存在になっています。私は風景を撮るのも人を撮るのも好きなのですが、X-T4で撮った写真は誇張しすぎずナチュラルな雰囲気をそのまま残すことができます。自然体を撮りたい私にとても合ったカメラだと思っています。

X-T4 /XF35mmF1.4 R /F値:4.0 /シャッタースピード:1/750 /フィルムシミュレーション:クラシッククローム

X-T4 /XF35mmF1.4 R /F値:10 /シャッタースピード:1/170 /フィルムシミュレーション:クラシックネガ

フラッグシップ機としてはコンパクトなカメラですが、機能性や操作性の妥協がなく、初心者から上級者の方まで満足させてくれる一台で、写真も動画も撮ってみたいという方には特におすすめのカメラです。デザインも機能性も兼ね備えたお気に入りのカメラに出会えることはあまりないので、このカメラと出会えたことをとても幸せに感じています。これからもX-T4で一瞬一瞬のときめきと、そこに生まれる物語を残していきたいです。

X-T4 /XF16-55mmF2.8 R LM WR /F値:6.4 /シャッタースピード:1/600 /フィルムシミュレーション:クラシッククローム

X-T4 /XF35mmF1.4 R /F値:11 /シャッタースピード:1/300 /フィルムシミュレーション:ETERNA

Profile

yasuka

1989年大分生まれ。
デジタルカメラとフィルムカメラで、日常や旅先で心がときめく瞬間を切り取る。
2020年2月からは地元大分で写真家・フォトグラファーとして独立し、ナチュラルな雰囲気のポートレートやスナップ撮影を中心に企業や観光地のPR撮影やファミリーや各種記念日の撮影等も行っている。

Instagram:@ya.24
Twitter:@ya_c24
HP:http://yasukafujishima.com/

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