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Trip 2024.07.10

富士フイルムXシリーズとそぞろ歩き〜フィルムシミュレーション『REALA ACE』と高幡不動尊へ〜

フィルム時代から90年に渡って色彩表現を追求・研究してきた富士フイルムならではの、20種類のフィルムシミュレーション。今回は、忠実な色再現と立体的なメリハリのある階調表現が特徴の『REALA ACE』で写真を撮りながら、高幡不動尊をそぞろ歩きしてきました。
(+画像を選択すると大きく見ることができます)





今回行くことにしたのは、『あじさい祭り』で有名な高幡不動尊。新宿駅からは急行で35分ほどと、意外とアクセスは良好。出口すぐに参道もあり、お参りしに行きやすい環境が整っています。

 

 

 

 

 

参道を抜けると、仁王門がどっしりと構えていました。

 


 

仁王門をくぐり抜けた先にある不動堂の他にも、五重塔奥殿(寺宝展)大日堂(鳴り龍)など、参拝どころが盛りだくさん。寺内に佇んでいるだけで、なんだか有難いエネルギーを得られそうです。

 

 

 

ところで、ここまでの写真。「なぜあえてこの画角で建物を撮るのか」と不思議に思った方もいることでしょう。
……なぜなら、今回はレンズ交換式ではないコンパクトデジタルカメラ『X100VI』を相棒にしたからです!

 

 

レンズが23mmF2と薄く、とってもコンパクト。感動的な軽さに、思わず足どりも軽やかになります。

 

 

チルト式フラット液晶モニターも搭載されていて便利。なんと45°まで角度を変えられますよ!

 

 

今回は単焦点レンズということで、足、体、カメラを動かしながら画角や構図を決めていきます。    

 


 


 

設定したフィルムシミュレーション『REALA ACE』は、スタンダードの『PROVIA』と比べると色味の繊細な違いが感じられます。個々により色の見え方は違うと思いますが、私にとって、この紫陽花はピンクよりも紫に近い色味でした。“目で見たままに近い忠実再現”という謳い文句が腑に落ちます。

 


▲PROVIA(左) REAL ACE(右)

 

さて、紫陽花を愛でながら山内八十八ヶ所に挑戦することにしました。これは、山の中にある弘法大師像を順に拝みながらハイキングを楽しめる、有酸素運動ができてマイナスイオンも浴びられてご利益もある、一石三鳥のようなコースです。しかも、『あじさい祭り』期間中は拝路沿いにクイズも出題されていて、ちょっとした頭の体操もできます。

 

 

弘法大師像。みんなお揃いの赤ニット帽が目印です。

 



 

1番から10番ぐらいまでは近距離で設置されていましたが、徐々に間隔が空いていきます。

 

 

登りが続くと、ちょっぴりきつい。今回は軽量な『X100VI』で本当に良かったです。

 

 

 

あと2割で達成するところで休憩。しばし森林浴を楽しみます。

 

 


 

この後はあっという間。82番あたりから下り道が続き、下山したところで大師堂に出ました。そのそばに、88番目の弘法大師像を発見。

 

 

最後のクイズも出題されています。ここまで45分ほどで、良い運動になりました。

 

 

小腹が空いてきたので、『あじさい祭り』期間限定で開催される『薄茶接待』に参加することに。

 


 

茶室のある知足庵は趣ある雰囲気。池には立派な鯉も泳いでいます。

 


 
 

通常は一般公開されない部屋も『あじさい祭り』期間中は見学できます。“にじり口”のある本格的な茶室に、今年初めに注目を集めたドラマ『SHOGUN 将軍』の世界を思い出しました。

 


 

内臓フラッシュを炊いて撮ると、何だか味わい深い一枚に。

 

 

『薄茶接待』では、先生のお話を聞きながら、心のこもったお抹茶とお茶菓子をいただくことができます。

 


 
 

 

この白いお茶碗は、信楽焼。参加者一人ひとりのお茶碗や、部屋にかけられた掛け軸についてなど、興味深い話が繰り広げられていきます。


 

舌鼓を打った後は、特別開放中の裏庭へ。“にじり口”のある茶室の外観や、白砂利の美しいお庭など、風情ある景色に心が洗われます。

 

 


 
 
高幡不動尊内を堪能できたので、今日はここまで。帰りは、ユニークな円錐形の『かしわばあじさい』が見送ってくれました。

 

 

 

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photo by Mio Tangstad
text by 編集部Y

今回歩いたコース&訪れた主なスポット



1. 高幡不動前駅
2. 高幡不動尊
3. 高幡不動尊八十八ケ所巡拝路
4. 知足庵

今回使用したフィルムシミュレーション

REALA ACE
目で見たままに近い忠実な色再現と立体的なメリハリのある階調表現が特徴で、様々なシーンに対応するフィルムシミュレーションです。

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