【季節のIRODORI】息を呑む美しさ……!軽井沢の紅葉を鮮やかに撮る方法
ラッキーなことに、日本では四季毎にさまざまな景色を楽しめます。秋といえば黄・橙・赤があざやかで美しい紅葉の季節。今年(2017年)も例年通り、9月末には北海道で葉が色づきはじめ、11月中旬から紅葉シーズン真っ只中に。そこで、編集部も都内から少し足を伸ばし「軽井沢」にて、肉眼で見た景色以上に彩り鮮やか、フォトジェニックに撮れるXを使って、秋の彩り=紅葉を撮りおろしてきました♪
雲場池
軽井沢の紅葉スポットとして外せないのは、『雲場池』。池が鏡面となり、池の周りを囲っている木々が上下反転で映り込んでいる様子は、思わず息を呑む美しさです。平日の午前中にも関わらず、国内外から訪れた人々でにぎわっていました。
記事冒頭の写真と同じ構図でカメラの設定で色味を変えて、少し異なる表情の雲場池を切り取ってみました。
池に沈む紅葉や、その上で茂っている葉を写り込ませてパシャり。
紅の葉が重なり合っていると、まるで赤い絨毯のよう。
池をぐるりと一周するだけで、さまざまな黄・橙・赤を愉しむことができます。
カモちゃんたちも雲場池の紅葉に夢中☆
太陽に向かってスクッと上に伸びている葉。木の種類によって葉や枝の形もさまざま。
まるで心が洗われるような、秋晴れの空と金色に輝く紅葉のコントラストの1枚は、まさに見たままの彩り。撮影ポイントは、空と紅葉がちょうど半々になるような構図でバランスをとったこと。
Spot Information
軽井沢高原教会
マイナスイオン溢れる森のなかに佇んでいる『軽井沢高原教会』は、眺めているだけでなんだか幸せな気持ちにさせられます。建築美が光る『軽井沢高原教会』は、紅葉シーズンの挙式も大人気。当日もこの後1組、予約が入っていたようです。
教会の窓に映り込む色とりどりの紅葉がなんともロマンチック!手前に見える透けるような黄色い紅葉と、窓に映る赤い紅葉がそれぞれバランス良く見えるよう意識して、フォトジェニックな1枚に。
教会周辺、まっすぐに背の高いモミジの木々に囲まれているこの景色。16:9の画角で収めると、少し新鮮に感じます。
軽井沢高原教会は少しだけ丘を登ったところにあるからか、他エリアに比べてピンクに近い色味のモミジの葉が印象的でした。
黄色い葉のなかにポツンと紅一点の葉を発見して、思わずズーム!
森を歩いていると時折差し込む日の光が、紅葉をさらに輝かせていました。
新緑のような黄緑色の葉もまた美しかったです。
Spot Information
ハルニレテラス 丸山珈琲
軽井沢に訪れたらマストで行きたい『軽井沢星野エリア ハルニレテラス』もすっかり秋模様に!
シックなトーンのハルニレテラスに、黄金色の葉がとても映えています。
紅葉を眺めながらゆったりくつろぐのも最高のひと時。
とはいえ、この時期の軽井沢はすでにピリッとした寒さが身に染みるので、人気コーヒー店『丸山珈琲』の温かいカプチーノと浅間山を象ったスイーツ『クグロフ・カフェ』をいただくことに。
Spot Information
軽井沢はまだまだ紅葉がみどころ。みなさんも是非、秋の彩りを撮影してみてくださいね!
今回登場したカメラ
text by 編集部Y
photo by SARU(SARUYA AYUMI)