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Column 2024.04.01

待望の新機種『GFX100 II』と新フィルムシミュレーション『REALA ACE』〜星野 翔 vol.3〜

待望の新機種『GFX100 II』と新フィルムシミュレーション『REALA ACE』〜星野 翔 vol.3〜

皆さんこんにちは。森の写真家、星野 翔(@shocha_photography)です。埼玉県で生まれ育ち、作品作りのために長野県に移住し活動しています。普段は森の中に入って木々の生き様や命の循環、気候現象などに着目して作品作りをしながら、写真展やワークショップなどを行っています。

第3回コラムは、富士フイルムから待望の新機種『GFX100 II』と新フィルムシミュレーションREALA ACEについてレビューしていきます!僕は普段『GFX100S』を使用して撮影しているので『GFX100 II』との比較もしてみました。このカメラについての詳しいスペックなんかは公式HPを見ていただければわかると思うので、僕が実際にこのカメラを手に取って使ってみてどうだったか、なるべくユーザー目線で伝えられたらと思います。

GFX100 II /GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR /F16 /1.0秒 /ISO80
フィルムシミュレーション : REALA ACE

『GFX100 II』 vs 『GFX100S』

【外観】

どちらも約1億200万画素という高画素機で、『GFX100』の後継機として作られたようなカメラなわけですが、がっつりと違いがわかるのがその見た目です。『GFX100S』は全体がブラックでその無骨さからクールでかっこいい見た目をしています。対して『GFX100 II』は『GFX100』の光沢あるブラックのボディカラーを引き継ぎ、四角いフラッグシップな見た目だった『GFX100』からそのまま小型化されたような感じです。よりカジュアルで見た目も可愛いので、街中スナップ機として使っても見た目からの威圧感が全くないイメージです。さらにファインダー部分も取り外すこともできるので、より小ぶりになって何気ない日でも気軽に外に持ち出してみたくなります。僕の場合だと普段森を撮影している時はファインダーを覗くことはほとんどなく、取り外すことで軽量化になるため、この設計は純粋に良いなぁと思いました。

▲『GFX100S』(左)、『GFX100 II』+『GF50mmF3.5 R LM WR』(右)

 

【カスタムボタン】

『GFX100 II』になってカスタムボタンが増えました。一番嬉しかった部分はボディ上部のシャッター付近にカスタムボタンが3つ増えたことです。直感的に操作できるボタンが増えたことで、目の前の光景に集中して撮影することができます。僕はこのカスタムボタンにホワイトバランス、フィルムシミュレーション、シャッター方式の設定を当てました。

朝のブルーアワーの時間帯から撮影することが多いので、この時間帯は目の前の色が数分単位で変わっていきます。そんな時にホワイトバランスを即座に変えられるので、液晶モニター上の色の違和感を感じずに撮影できます。また、僕は季節や天候条件、時間帯によってその都度フィルムシミュレーションを変え、現場である程度作品の下地を作ってからデータを持ち帰ります。ちょこちょこと変えることが多い設定なのでカスタムボタンに当てて使っていました。

GFX100 II /GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR /F26 /2.0秒 /ISO80
フィルムシミュレーション : REALA ACE

最後のシャッター方式ですが、森の撮影では三脚で撮影したり、手持ちで撮影したりと撮影方法を頻繁に変えることが多いです。メカシャッター方式の場合、望遠レンズをつけて三脚で撮影しているとたまにその振動によってブレてしまうことがあるので、三脚で撮る時には電子シャッター方式で振動をなくしています。逆に手持ち撮影の時に電子シャッター方式だと撮った後すぐにカメラを動かしてしまうと、ローリング現象によって写真の下部がぶれてしまうことが多々ありました。なので手持ち撮影の時にはメカシャッター方式に変える必要があります。三脚と手持ちを使い分ける撮影ではこの設定変更をシームレスに行えるのは大きなアドバンテージかなと思いました。

 

【画質】

画質面において、新たにISO80が常用感度として使うことができるようになりました。これによって16bit RAW撮影時限定にはなりますが、さらに広いダイナミックレンジで撮影できるようになり、より撮影の幅が広がりました。個人的に、輝度差の激しい森の中ではこのダイナミックレンジが広くなればなるほど嬉しいので、このアップデートは非常にありがたいです。また低ノイズで撮影することができるので、より高画質に作品性をレベルアップさせることができるようになりました。いずれもデメリットのない純粋なアップデートになるので、嬉しい方は多いのではないでしょうか。

GFX100 II /GF120mmF4 R LM OIS WR Macro /F18 /1.0秒 /ISO80
フィルムシミュレーション : REALA ACE

 

【オートフォーカス】

続いてはオートフォーカスについてです。『GFX100 II』から新センサーの「GFX 102MP CMOS II HS」と画像処理エンジンの「X-Processor 5」を採用していて、どちらもGFXとしては初搭載のセンサーとエンジンなので『GFX100S』よりも格段にオートフォーカスが早くなり、さらに正確になっているのが体感でわかるほど向上していました。これまではピント位置を拡大してみるとずれていることもあり、そこからマニュアルフォーカスで微調整することもしばしばありました。『GFX100 II』ではビシッとピントが合い、拡大してみても思ったところにピントが来ていました。しかも迷うことなくすぐにピントが合ってくれるので撮影時のタイムロスも格段に減ったと思います。中判カメラは特にピントがシビアになってくるのでこういった純粋なオートフォーカスの進化は嬉しいですね。

 

【手ブレ補正】

僕が『GFX100 II』を使って一番驚いたのがこの手ブレ補正機能です。『GFX100S』では6段分の手ブレ補正だったのが、『GFX100 II』になってからは驚異の8段分の手ブレ補正機能が搭載されました。手ブレ補正機能が搭載されているレンズを使えば連携して動作するので、さらにその手ブレ補正効果は高くなります。

この8段分の手ブレ補正、森の撮影で非常に効果を発揮してくれます。普段、森の撮影をしている時は常に枝や葉っぱなどが揺れており被写体ブレを起こしてしまうので、シャッタースピードは最低でも1/25秒は欲しいところです。この1/25秒を基準にした時の8段分の手ブレ補正というのは、理論上では1/6400秒相当で撮っていることと同じになります。

手ブレに関しては人によって異なりますし、体勢や疲労度、風の影響なども関係してきますが、それらを加味したとしてもこの8段分の手ブレ補正というのは森の撮影にとって大きな武器になります。というのも、これまでは三脚を使って撮影していましたが、まずは手持ちで構図を決め、そしてそこに三脚を置き、カメラを乗せて雲台で微調整をしながら手持ちで決めた構図に近づけていきます。この三脚を使った撮影では一度構図を決めてしまえば、ほぼブレずに撮影できるメリットがありましたが、シャッターを切るまでに時間がかかってしまうデメリットもありました。そして三脚には高さの制限などもあり、構図の自由度も限られてしまいます。手持ち撮影ができるようになると構図の自由度が増し、ちょっと無理な体勢でも撮影することができます。さらに予想もしていないような自然現象が不意に現れた時、三脚を使うよりも素早く構図の決定から撮影までをスピーディに行うことができます。

この8段分の手ブレ補正によって、焦点距離200mmでシャッタースピードを1/15秒で撮影したとしてもピタッと止めることができたので、“風景撮影では三脚を使う”というこれまでの概念を覆すようなすごい中判カメラがいよいよ登場してしまったなという印象でした。

GFX100 II /FUJINON GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR /F11 /1/15秒 /ISO80
フィルムシミュレーション : REALA ACE

新フィルムシミュレーション『REALA ACE』

ここからは新フィルムシミュレーションREALA ACEについて、秋から冬にかけて使ってきたので話していこうと思います。

1989年の販売開始から絶大な人気を誇っていたネガフィルム、REALA ACEですが、現在では販売終了となっており、再びデジタルカメラでそのフィルムを体験できることで嬉しい方も多いかと思います。

ここまでREALA ACEを使った作例をいくつか挙げてきましたが、このフィルムシミュレーションは公式ホームページにも記載されている通り、色再現性が忠実でシャドウ部の階調表現が非常に好印象でした。

GFX100 II /GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR + GF1.4X TC WR /F10 /1/800秒 /ISO640
フィルムシミュレーション : REALA ACE

僕は普段、撮影したデータはPhotoshopで、色被りの除去やコントラスト調整、特にシャドウからミッドトーンのコントラストには気を遣いながら、くどくなり過ぎずあっさりとした作風のレタッチを目指して作品として仕上げていきます。去年の秋にこのREALA ACEを使って初めて撮影した時に思った第一印象が、「あれ、カメラの液晶モニターですでにレタッチされてない?」でした。確かにどのフィルムシミュレーションを使ってもそれぞれ色味やコントラストの調整がされているので、ある意味レタッチされたような補正のかかった画は出てくるんですけど、REALA ACEに関しては僕のレタッチしたい部分がほとんど撮影の段階で出来上がっていたということです。

『GFX100S』時によく使っているフィルムシミュレーションが、PROVIAとPro Neg Std.ですが、ここで1枚の撮って出しの作例でそれぞれのフィルムシミュレーションを当てた時の比較をしてみたいと思います。

GFX100 II /GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR /F14 /1.3秒 /ISO200
フィルムシミュレーション : PROVIA

GFX100 II /GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR /F14 /1.3秒 /ISO200
フィルムシミュレーション : Pro Neg Std.

GFX100 II /GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR /F14 /1.3秒 /ISO200
フィルムシミュレーション : REALA ACE

まずはPROVIA。仕上がりといった面ではREALA ACE似たような感じですが、PROVIAではハイライト部分の色被りが少し気になります。それとミッドトーンのコントラストも若干弱いのでPROVIAの場合だとレタッチで色被りの除去とコントラストをつけて少しメリハリをつけたいなといったところ。

続いてPro Neg Std.。見るからにコントラストと彩度が低く見えますが、このコントラストと彩度の低さがレタッチの下地として非常に扱いやすいフィルムシミュレーションでこれまで使っていました。

最後にREALA ACE。ハイライトの色被りはPROVIAと比べると少なく、シャドウからミッドトーンにかけてのコントラストもついており、全体的にメリハリが出ているという印象です。この時は朝日が全体に当たり、目の前の木々がオレンジ色に輝いていたのですが、実際この日に目で見ていた色味を細かく忠実に再現してくれました。3つのフィルムシミュレーションを比較してみましたが、自分好みの仕上がりとレタッチにかける時間が極端に減るという面で言えばREALA ACEに軍配が上がりました。

フィルムシミュレーションはそれぞれが味や特徴があって、人によって好みは様々あると思うので一概にREALA ACE一択!という話ではないです。色々な選択肢があってシーンごとに選び、楽しめるのがフィルムシミュレーションの醍醐味でもあり、写真の楽しみでもあります。フィルムカメラの楽しみの一つでもあったフィルムの選択というものをこのデジタル時代にこういったように楽しめるのって本当に素晴らしいことだと思います。『GFX100 II』の登場によって、また一つ選択肢が増え、さらに可能性が広がったと僕は思いました。『GFX100S』にも搭載してほしいな……。

最後に何枚か秋に撮影したREALA ACEの作例を載せたいと思います!
色のある被写体と非常に相性がいいと思うので、もしこのカメラを使う機会があれば是非使ってみてください!

GFX100 II /GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR + GF1.4X TC WR /F14 /2.0秒 /ISO80
フィルムシミュレーション : REALA ACE

GFX100 II /GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR /F16 /1/4秒 /ISO80
フィルムシミュレーション : REALA ACE

GFX100 II /GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR /F14 /1/5秒 /ISO80
フィルムシミュレーション : REALA ACE

いかがだったでしょうか?長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回のコラムでは『GFX100 II』を持って冬の北海道へ撮影旅に行ってきたのでその度を通して実際に持ち歩いた時の使用感などをお伝えしようと思います。
次回もお楽しみに!

今回登場したカメラ

Profile

星野 翔

森の写真家
長野県を中心に活動する写真家。車中泊をしながら四季折々の日本を走り回り、幻想的な森の風景を撮影している。その他、海外の風景写真ウェブマガジンへの執筆も定期的に行っている。”無形から有形へ”をテーマに、形のないデジタルデータを実際にプリントして飾るまでを重要視しており、2021年「森ノ聲」、2022年「AMBIENT」と2年連続で個展を行い、同時にフォトブック「AMBIENT」を出版。通年で行っている自身のワークショップでは、森の撮影からプリントまでのノウハウを指導している。

X:@shochacamera
Instagram:@shocha_photography
Web:https://www.shohoshinophotography.com/

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