暮らしのひとこま〜ポップで気ままな趣味空間から〜高木慎平の場合

X/GFXシリーズを通して写真を楽しむフォトグラファーたちに、愛用の日用品やこだわりの空間、大切にしている生活の一場面を紹介してもらう本企画。フォトグラファーたちがどのようなモノや時間と共に暮らしているのか。その日常にそっと目を向けます。今回は、集めること・飾ることを楽しみながら、自分らしい彩りを部屋に映す高木慎平さん(@Shimpei65)です。
① 自分の好きなものを好きなだけ飾った壁
リビングの壁一面には僕が趣味で集めたポスターや海外旅行で購入したオーナメント、自分の撮影した写真等々、お気に入りのアイテムをたくさん飾っています。色のトーンやデザインのバランスも大切なポイントですが、“好きなものを飾る”ということに意味があると思っています。
一番大きなフレームは写真家Chad Mooreのポスターです。僕の好きな写真家のひとりで、どうしても欲しかったのでアメリカから取り寄せました。僕がLAで撮影した写真もポスターサイズに印刷して飾っています。最近買ったのは『福』のネオンサイン。中華料理屋さんでよく“福”という文字が飾られているのを見かけたので自分の部屋にも取り入れてみました。
② 観葉植物はインテリアというより、家族
自宅にはいくつか観葉植物を飾るようにしています。僕が若い頃は育てるのが簡単と言われて購入した植物もすぐ枯らしてしまい自分の情けなさに絶望していたのですが、今はやっと丁寧に育てる事ができるようになってきたと思います。葉を一枚一枚拭いたり、土が乾いていないか確認したり、陽のあたる場所に移動させたり、自分の生活の中に植物への時間を少し作るだけで元気に育てられることを学びました。心の余裕ができて、植物を育てながら自分も成長したのかも。
③ イマジネーションは音楽と映像から
テレビはお笑い番組を少し観るだけで、主に映画を観たり音楽を流す為に使っています。サウンドバーを付けることで音の迫力も上がり、快適に映像を観ることができています。
映画やミュージックビデオを観るときは、構図やライティングに注目してみたり、衣装や着こなしを勉強したり、今後の自分の写真に活かせる部分がないか探しながら観るようにしています。
(テレビの後ろには富士フイルムの WALL DECOR でプリントした写真を飾っています)
④ 男の子の憧れ、赤いキャップ
小さい頃に観たF1ドライバーが被っていた赤いキャップ。赤いキャップ=カッコイイというイメージが僕の中にずっとあって、大人になった今ようやく購入。バンコクのブランドのキャップで『TOO HOT TO HANDLE(手に負えない)』という刺繍もお気に入り。
⑤ アクセサリーには不思議な力
海外旅行をしていると、たまに素敵なアクセサリーに出会う事があります。アクセサリーショップやヴィンテージショップを覗いてその地域のデザイナーやクリエイターのアクセサリーを自分用のお土産に買うようにしています。RPGをやった事がある人なら分かると思いますが、勇者が旅の途中で購入した指輪や首飾りを装備するとなぜか攻撃力がアップし たり魔力がアップしたりするじゃないですか。現実の世界でもきっとアクセサリーには自分の能力をちょっとだけアップしてくれる力があると思っています。
⑥ お気に入りのソファとタオルケット
自宅の一番のくつろぎスペース。パソコン作業で疲れたときに休憩したり、動画配信サービスを見たり、休日はソファで昼寝をすることも。体を包んでくれるようなデザインのソファがとてもお気に入り。生地は150種類の中からやわかいピンク色を選びました。インテリアにピンクがあると部屋が可愛くなるので、取り入れることが多いです。大盤タオルケットは肌触りの良いパイル生地でつくられていて、2人で使っても余裕の大きさ。部屋のアクセントになるカラーを選びました。これにくるまってゴロゴロしている時間は最高です。
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