わが家の“今”を『GFX100RF』で写す 〜ライター・野中ミサキ〜
1億2百万画素のラージフォーマットセンサーを搭載し、GFXシリーズのなかでも最軽量な『GFX100RF』。レンジファインダースタイルならではの“のぞき込む距離感”と、レンズ一体型の扱いやすさによって、日常の中にある愛おしい瞬間を気負わずに写し残せる一台です。本企画では、 “わが家の今”を『GFX100RF』で撮影いただき、日常のワンシーンや家族の表情を、そのままの温度で切り取った写真とともにご紹介します。今回は、IRODORI by FUJIFILM X Seriesでのフォトグラファーインタビューを多数担当するなかでXシリーズの魅力に触れてきた、ライターの野中ミサキさんに“わが家”の時間を撮影いただきました。
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今秋、3歳と10歳の子どもたちを連れて家族でシドニーへ。
旅の中で初めての体験を楽しむ姿を『GFX100RF』で撮影しました。
11月のシドニーは、初夏のあたたかさ。ビーチでは、バカンスの陽気とクリスマスのきらめきが調和する南半球のホリデーシーズンを体感することができました。
とっても感動的だった空と海の青。風景を空気ごと切り取る解像感、絶妙なカラーグラデーションに『GFX100RF』の圧倒的な描写力と色表現の真価を感じました。
タロンガ動物園では、コアラやカンガルーを間近に観察。
被写体検出AFを“動物”に設定したことで、生き生きとした姿を撮影できて大満足!
樹の上にコアラを見つけたよ
さまざまな時代の建築と自然が隣り合うシドニーの街並み。
子どもたちと一緒に歩くと、見落としてしまいそうな素敵なことをいっぱい教えてもらえます。
歴史的建築の佇まいに合わせて、フィルムシミュレーションをクラシッククロームに設定。
お散歩のひとコマが、ちょっぴりロマンを感じられる1シーンになりました。
カメラに向ける少し大人びた顔に、成長を感じてしみじみ。
ファインダーを覗くことで、子どもたちの表情を丁寧に見つめることができたように思います。
「どんなシーンも逃したくない!」という母心にタフなバッテリーと軽量ボディで応えてくれた『GFX100RF』。何度も見返したくなる宝物のような写真がたくさん撮影できました。
これからもいろんなワクワクを一緒に楽しもうね!
〜memo〜
手軽な使用感でGFXの圧倒的な描写力を堪能できる『GFX100RF』。今回の旅では、ラージフォーマットでこそ叶う高精細さと豊かな階調、どんな場面でもパフォーマンスを発揮してくれるコンパクトながらも頼もしいレンズ。そして「この瞬間を逃したくない!」という気持ちに機動力で応えてくれました。
撮影する楽しみやその場で感じた愛おしさもそのまま宿したような写真たちは、プリントする喜びもひとしお。最高のかたちで切り取ったわが家の“今”、いつか子どもたちが見返したときにファインダー越しの愛情を感じ取ってくれたら嬉しいなあ、なんて思います。
今回登場したカメラ


























