“瞬きをするようにシャッターを切ろう。「X-E3」と一緒に。”- 写真家・渡邉真弓 vol.02
カメラを始めてから日々の暮らしがすこし変わった。
行きかえりの道に咲く花が可愛かったり、空は毎日同じではないこと。
ファインダーを通して見る私の世界は、ささやかな発見の連続だ。
休日。
何も予定がない休日は久しぶり。
こんな日はすこしだけ朝寝坊をして、そしてカメラと一緒に出掛けるのが私の過ごし方。
夏の光と違って、今の季節の光は優しい。
光が射すと明るいところと暗いところができて、それは当たり前のことだけど、でも、そのことだけでいつもの景色がすこし変わる。
これは、カメラと歩くようになってから気づいたことのひとつ。
歩いているとどうしてもこういうところで立ち止まってしまう。
ぐっと近づいて、葉や実を額縁みたいに入れてみる。
フェンスの壊れているところがアクセント。
標識は右を指す。
そのあたりからきちんとまっすぐ止められていた自転車がどんどん右方向に斜めになっている。
枝もなぜか右側だけ伸びている。
矢印マジック。右向け、右。
何でもないようで、見れば見るほど面白い。
カメラで切り撮るからこそ見えてくる光景。
スナップの楽しさにハマる。
足元にある可愛さを見つけたときの嬉しさ。
どんな風にこの街の息遣いを伝えよう。
いろいろな要素がそこにあるからこそ美しい。
お腹がすいてちょっと寄り道。
駐車場も、今日は、のんびり。
夕方になって雨が降り出した。
信号待ちしながら、パチリ。
夜のカフェへ。
窓越しの街の灯りがキラキラして、ゆったりとした時間が流れる。
雨がまるで雪のよう。
カメラで撮るからこそ目にすることができるシーン。
こんな光景が見れるなら、次の雨もそして雪の夜も楽しみになるから不思議。
これからも、私なりの「ワクワク」や「素敵」をたくさん見つけよう。
「X-E3」そして「XF23mmF2 R WR」と一緒なら、きっとできる気がする。
撮影MEMO
・スナップやお散歩撮影に「X-E3」+「XF23mmF2 R WR」の組み合わせはおススメ。
・23mm(35mm換算で35mm)は私にとってはすこし広いけれど、その分新しい発見があってとても新鮮。F2と明るいのも嬉しい。最短撮影距離も22cmで汎用性が高い。しかも軽い。
・「X-E3」は室内と窓の外など明暗差のあるところでも両方をしっかり捉えてくれる。もちろん暗い場所で高感度にしてもノイズがなくキレイに撮れる。
・フィルムシミュレーションはやっぱり『クラシッククローム』がお気に入り。
・フォーカスレバーのおかげでピント合わせが簡単。タッチシャッターも便利。
・最後の写真、ヒントは同梱のフラッシュ。ぜひ試してみて!
写真家・渡邉真弓「瞬きをするようにシャッターを切ろう。」一覧はこちら