富士フイルム Xシリーズとそぞろ歩き〜フィルムシミュレーション『クラシックネガ』と池尻大橋・中目黒・代官山へ〜
フィルム時代から90年に渡って色彩表現を追求・研究してきた富士フイルムならではの、20種類のフィルムシミュレーション。今回はその中でも、シャドウからハイライトまで色付きがあり、どこか懐かしい世界を作り出してくれるアマチュア用フィルムの味わいを持つクラシックネガで写真を撮りながら、池尻大橋から代官山まで、そぞろ歩きしてきました。
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撮影をしたのは9月半ば、夏とも秋とも言えない季節。じわり照りつく日差しと衣替え中の木々が溶け合う景色を楽しめました。
小洒落たカフェや洋服屋が建ち並び、休日は少し混み合う目黒川沿い。でも、平日午前中は人通りまばらだったので、シャッターを切りながらゆっくり歩くのにうってつけでした。
鏡を利用した写真をパシャリ。自分の立ち位置や鏡の角度を見て調整しながら、背景とは異なる世界を鏡の中に閉じ込めます。
中目黒駅前よりも少し手前で左へ曲がれば、代官山へ一直線。進むにつれ傾斜が激しくなる『上村坂』を、この日一番の力を振り絞って乗り切ります。
そうして辿り着いた交差点付近は、豊かに生い茂る木たちと背の高さを抑えた建物が並ぶ、まさに代官山らしい光景の一つ。ミニマルデザインの建物も目に入り、カメラで遊びたい欲が高まります。
駅に向かう途中に訪れた、ガラス張りの洋服屋が集まる一等地。散策するだけでオシャレさんになった気分に。
そこからほんの少し歩けば駅前に到着です。コンパクトな東急東横線代官山駅ホームは、大都心の駅なのに、どこか親近感の湧く趣をたたえています。
駅を横目にまっすぐ進めば、『代官山エスペランザ通り』に。ヨーロピアン調の建物があるからか、どこか異国情緒を感じられます。
クラシックネガなら、薄いパステルカラーの被写体でもどこかクラシカルな雰囲気に。
周辺をぐるりと歩いて、再び駅前へ。少し腹ごしらえしてから帰路へと着きました。
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photo by Mio Tangstad
text by 編集部Y
今回歩いたコース＆訪れた主なスポット
今回使用したフィルムシミュレーション
今回登場したカメラ
今回登場したレンズ
