フィルムカメラ好きに『X half』の感想を聞いてみた!「シモキタマップ」舞台裏レポート

5月23日(金)〜25日(日)、東京の下北沢・BONUS TRACKおよびPARKにて、富士フイルムのデジタルカメラXシリーズの新製品『X half』をイチ早く体験できるポップアップイベント「シモキタシャッター -話す。撮る。遊ぶ。カメラでつながる-」(以下、シモキタシャッター)を開催しました。
期間中は、『X half』をレンタルして3つのお題に挑戦する事前申し込み制ミッション型イベント「シモキタハント」の実施や、『X half』で気軽にセルフポートレート撮影が楽しめる「シモキタフォトブース」の設置など、写真と一緒に下北沢という街を楽しめる様々な企画を行いました。
期間中、「シモキタフォトブース」ではたくさんの方に体験していただきました! フィルターやポージングの組み合わせ次第で、ユニークな作品が生まれることが分かりますね。
また、たくさんの写真好きのクリエイターなどが新製品『X half』で撮った写真で作った「シモキタマップ」も展示。今回は、その制作舞台裏をほんの少し、お届けしたいと思います。
ミッションは、40分以内にシモキタを撮りまくること
「シモキタマップ」を制作したのは、シモキタシャッター開催前日のプレイベントの真っ只中。まっさらな「シモキタマップ」を写真でデコレーションするため、写真好きのクリエイターなどが十数名集結。40分間という長いようで短い制限時間の中、『X half』を使って下北沢の街を思いおもいに撮影していただきました。
彼らのミッション遂行中、下北沢南口商店街を下ってすぐの喫茶店BOOKENDS COFFEE SERVICEに、俳優・坂ノ上茜さんがいるという情報をキャッチ。急いで向かうと、即席で描いたねこイラストを被写体に、『X half』での撮影をエンジョイしている坂ノ上さんがいました。
BOOKENDS COFFEE SERVICEが行きつけだ、とお話する坂ノ上さん。マスターとの会話をひととおり楽しんだ後は、ドリンクをテイクアウト。お店の看板を背景に、マネージャーさんとの乾杯ショットを収めます。
さて今回の「シモキタマップ」制作にあたり、一足早く体験した『X half』はどうだったのか? お話も伺いました。
インタビュー:坂ノ上茜
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ー『X half』を使ってみていかがでしたか?
楽しくて、全然時間が足りなかったです。あと、下北沢という街は、お仕事でもそうですし、プライベートでも何百回と遊びに来ている場所なので、巡りたい所がいっぱいありすぎてあっという間でした。私はハーフサイズのフィルムカメラ1台と通常の形のフィルムカメラ2台を持っているのですが、このカメラはハーフサイズカメラのような写真も撮れるという点がめちゃくちゃ良い! 欲しいと思いました。
ーフィルムだと撮れているどうか不安になる時もありますが、『X half』ならその場で確認もできますしね。
そうですね。フィルムカメラだと現像した時に真っ暗なものが大半だった、なんてこともありますよね。今、フィルム代も現像代も安くはないので、こうやってきちんと確認して現像できるのは、経済的にも便利で良いなと思いました。
ー『2in1』機能はどうでしたか?
いっぱい試しました! ちょっとずらして撮るとか。食べ物と、食べている姿を組み合わせるとか。『2in1』は写真を1枚にした時に個性が出る機能だなと思っていて。だからすごく楽しかったです。
今回、私(自身)が中華のイメージが強いので、ダッシュで町中華屋さんに行ってきました。
こうやってビールをちょっと飲んだり、ご飯を食べたり。
これはお皿に珉亭って入っているのですが、少し薄くすすけた感じがお店の年季を感じさせて良いなあと思って。あと、自撮りですね。向かいに鏡があったので。
撮っていたら食べる時間も無くなっちゃったので、ご飯をかきこんで(笑)。
ーお気に入りの色味などはありましたか?
やはりフィルムの質感がすごく好きなので、フィルムシミュレーションのクラシックネガが好きでした。フィルムらしさの風合いがすごく残っていて、フィルムで撮っているのではないかというぐらいの再現度の高さで、けっこう使いましたね。あと、期限切れフィルムのフィルターも少し使いました。
ーフィルムカメラ好きとして、『X half』はどうですか?
これ1台で何通りもの楽しみ方ができるし、『2in1』でハーフサイズカメラのような写真も撮れるというのが個人的にすごくアツいなと思っています。“色々たくさん撮って確認できる”というデジタルならではの良さもあるけれど、デジタルに偏りすぎないアナログのワクワクさみたいなものをきちんと残しているのも、フィルムを使う身としては、いい所取りしているカメラだと思っています。その点で、すごく惹かれる人が多いのではないでしょうか。
それに、とても軽いので持ち運びにもすごくいいなと思いました。荷物が多くなってしまう時でも、これ1台あると、本当に色々な写真が撮れて良いなあと思いました。
大量に撮影した中から、厳選3枚をセレクト。『instax™ mini』チェキプリント™にして、「シモキタマップ」内にて、撮影した場所に貼っていきます。
しばらくすると、他の「シモキタマップ」制作隊員たちが続々と戻ってきました。そこで、モデルのとみいさんにもお話を伺いました。
インタビュー:とみい
Profile

ー『X half』を使ってみていかがでしたか?
すごい簡単! 少し説明を聞いただけですが、初めてでもめちゃくちゃ使いやすいなと思いました。
ー普段はフィルムカメラを使われているのですよね? フィルムカメラ好きとして、『X half』はどうですか?
フィルムはすぐに写真を見ることができないので、実は最近デジタルカメラが欲しいなと思って探していて。『X half』を使ってみて、やはり撮ったものをすぐに確認できるのが良いなと思いました。ハーフカメラもずっと欲しかったので、デジタルでできるのがすごく良い。あと、フィルムシミュレーションやフィルターがたくさんあるのが面白いなと思いました。
ーフィルター機能の中でも、『ライトリーク』、『ハレーション』、『期限切れフィルム』の3種類が今回のタイミングで新開発・新搭載されたのですが、試してみましたか?
特にライトリークをメインで使ったのですが、普通に撮っても何となくそれっぽくなる。めちゃくちゃ良かったです。
ー味がすごく出ていますね!
オシャレな感じになりました。あと、『2in1』機能は使い方次第では、横長の画像を組み合わせて使ったらもっと面白そうだなと思いました。
『X half』は、旅行映えもしそうですよね!
ー『X half』を持って旅行に行くとしたら、どんな所に行きたいですか?
海が見える所が良いですかねえ〜。
ー今後『X half』でもっと撮ってみたい、やってみたいことはありますか?
やはり撮り直しがきくことが、フィルムと違ってすごく良いところだなと思います。先ほど他の方の作品展示で見た、太陽光が特徴的な写真を撮ってみたいですね。フィルムで撮る時、太陽光はすごく難しいのです。だから、直射日光の時の写真を何枚も撮り直せたら良いなと思いました。
インタビュー後は、坂ノ上さん同様、厳選3枚を『instax™ mini』チェキプリント™化。「シモキタマップ」がさらに賑やかになりました。
「シモキタシャッター」期間中には、ご来場者の方々にもチェキプリント™を貼っていただき、「シモキタマップ」が完成! 皆さんも、『X half』や『instax™』を使って、オリジナルの「◯◯マップ」を作ってみてはいかがでしょうか?
text by 編集部Y
event photo by Mio Tangstad
協力:BOOKENDS COFFEE SERVICE
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