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Column 2019.01.04

フォトジェニックな旅に出よう~伊豆大島篇~ 写真家・こばやしかをるvol.1

帆船のマストをイメージしたオブジェが迎えてくれる東京竹芝桟橋。
東京の島々へはここが玄関口となる。太平洋上に東京の島があることは意外に知られていない。

都心から一番近い「伊豆大島」は、東京から南に約120kmに位置する。大型客船「さるびあ丸」を利用し、夜行便で船中泊の時間を含め約8時間。ジェット船で行けば2時間足らずで行くことができるが、デッキで夜風を浴びながら東京湾にかかるレインボーブリッジや京浜工業地帯の夜景を眺め、各々過ごす時間も船旅の醍醐味とも言えよう。

土日に限っては横浜大さん橋にも寄港し、横浜港を過ぎれば消灯時間。この先は外洋に向かいネット環境はしばし遮断されるので皆就寝に入る。
ここからが旅の本番。

日の出前の午前6:00 伊豆大島北部に位置する「岡田港」に着岸。
まだ覚め切らない頭で下船すると、朝の新鮮な空気と淡いグラデーションが迎えてくれた。

伊豆大島にはリゾート的なイメージを抱いていない。島そのものがジオパークでありスケールが大きいためか、火山を有した雄々しい島だからか、時折の自然災害によって姿を変えていくからか。だから、「X-T3」でしっかりと「今」の伊豆大島をとらえたいと思った。

この日は南部の「波浮(はぶ)港」までバスで直行。波浮と言えばかつては火山の火口湖だったものが、大津波で海とつながり、その後崖を切り崩し港口を広げ港にしたという。
柔らかく穏やかな初冬の陽射しと波の静けさがこの港にふさわしい。

さらには、川端康成の名作 伊豆の踊り子のモデルになった地でもある。旧港屋旅館はこの小さな旅館街を進んだ左手にあり、明治期に建てられた木造建築のレトロな佇まいは今も当時のまま。入口の時計の針は時を止め、静けさだけが漂っている。少し怖いくらいに。

波浮を後にして、向かったのは記憶の重なる地層切断面。記憶といっても地球の記憶だ。

美しい縞模様はその見た目から「バームクーヘン」の愛称で親しまれている。
地層が表面剥離された場所は日本中でも珍しい。一層が一回の火山活動期の噴出物なので約15,000~20,000年になるそうだ。果てしない大地の歴史を見上げると人間の存在は微塵でしかないことを実感してしまう。

振り向けば外洋に利島が浮かぶ。天候によって新島、式根島、神津島、さらには三宅島や御蔵島までを望むことができる。

島の中央に位置する三原山は島民に御神火様として崇められてきた。いつ行っても見え方が違う。山の東側には黒い火山岩で覆われた裏砂漠。その「砂漠」という地名が付いているのも日本ではここだけなのである。

今も火山活動は続く。
地球の鼓動は止まらない。

気がつけばお腹も空く時間。べっ甲鮨の「島島弁当」をいただく。
唐辛子と醬油の漬けダレの色がべっ甲色なのでその名がついている。漬け込むのは白身の地魚。

島の人に聞けば、タレには唐辛子と醤油のほかに酒やみりんなどを入れる家庭もあり、また漬け込む時間もその家庭によってそれぞれという。どこの家庭でも味が違う、まさに土地の味であることは間違いない。一度は味わってもらいたい。

岡田港に戻りバスの乗り継ぎを待つことに。港は着船の時間帯に慌ただしく賑わうが、昼間はとても穏やかな時間が流れていて私はこの漁港の様子をとても気に入っている。“のどかな”という言葉が似合う港町。

漁港もお休みの時間 働き者たちはまた朝を待つ。

悠々と、まるで湖を泳ぐかのような姿にしばし見とれる。水はエメラルドグリーンで美しい。

一本裏道に入れば昔ながらの木造家屋も立ち並び漁港であることを感じられる。この路地を抜けると日の出浜。夏場は子どもたちの元気な姿に出会う。

港の客船待合所は来年新しく生まれ変わるというが、この時間の流れだけは変わらないで欲しいと心の中で秘かに願っている。

水の乏しい大島において唯一水の豊富な地域「泉津(せんづ)
この地域には神秘的なスポットが二つある。

椿トンネルの中にある「泉津の切通し」巨木の太い根ががっちりと大地を掴んでいて、「どうぞここを通ってごらん。」と言われるかのよう。吸い込まれそうなこの場所は、大人ひとりが通れる幅しかない。アニメ映画の主人公の気分でドキドキしながら通るのがいい。

この先に何があるのか?
それはここでは触れないことにしよう。

もう一つは「波治加麻(はじかま)神社」珍しい青い鳥居だ。
一歩入れば杉の木立がスッと伸びた風景が広がり、足元はふかふかと絨毯のように広がる鮮やかな緑の苔、そして凛とした空気に包まれて神秘的な雰囲気を漂わせている。

現実を離れて別世界に連れていかれるようなこの場所は、まさにパワースポット。

大島の力強くダイナミックで雄大なスケールと、懐の広さにまかせて悠々と旅を楽しみたい。様々な自然が季節や時間帯によって表情を変えるから何度も来てしまうのだ。

時が止まり、また時が流れ、季節ごとに魅了される。
伊豆大島はそんな島なのだ。

帰路の東京湾では旅の疲れを忘れるかのような美しい夕陽が待っていた。

次は椿の咲く頃に行こう。

Profile

こばやし かをる/kobayashi kaworu

写真家・クリエイター・エンジョイフォトルーム主宰

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写真を撮る・教える 写真家。スマホ、写ルンです~一眼レフまで幅広く指導。フォトアドバイス、企画・制作、執筆、プロデュース・ディレクションまでを手掛けるクリエイターでもある。
日本カメラ社より「毎日が楽しくなる ご近所フォトのススメ」を共著にて発刊。

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Instagram:@kobayashikaworu_works

Facebook:https://www.facebook.com/kkawloon/

ホームページ:https://kobayashikaworu.jimdo.com

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富士フイルム「スマホ写真センスアップ術」撮影・監修を担当

こばやしかをる「フォトジェニックな旅に出よう」一覧はこちら

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