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Tips 2022.02.09

冬ならではのポートレートを撮る〜Xシリーズで四季を撮るテクニック〜

春・夏・秋・冬、日本の四季にはその季節にしか撮れない、素敵な瞬間がたくさんあります。この企画はそれぞれの季節における様々なシーンをXシリーズで印象的に撮影するテクニックやアイデアをお届けします。
今回のテーマは冬ならではのポートレート。写真に気温は写らないのに、冬のひんやりとした空気の中で撮った写真は、どこか透明感があり独特な雰囲気をまとうと思いませんか? 今回は、そんな冬特有の空気感や、冬ならではの低い太陽を活かしたポートレート撮影の提案をしていきたいと思います。

Point 1. 冬のクリアな空気感の表現に向いているASTIAに設定

冬らしいポートレートとはどのようなものでしょうか。僕は澄んでいてキンと冷えた空気をいかに色として表現するかだと思っています。しかし、白をスッキリと表現しようと意識するあまりに白飛びさせてしまったり、逆に白を階調豊かに表現しようとしてグレーがかった白にしてしまうと、クリアな雰囲気を壊してしまうことに。フィルムシミュレーションの選定は白の表現に焦点をあてましょう。オススメしたいのはASTIA。適度に鮮やかさがあるものの、白や肌色の表現は軟調という特徴があります。つまり、人肌をやわらかに捉えてくれるということ。夕景やイルミネーションを背景にすることも多い冬の撮影にはおすすめです。

X-T4 /XF56mmF1.2 R APD /F1.2 /1/9000秒 /ISO200  
フィルムシミュレーション:ASTIA

日差しを真正面から受けてもコントラストが高くなりすぎず、肌、カップ、アウターはしっとりと表現できます。

Point 2. 太陽の低さを活かして、遮光・逆光でも撮ってみる

冬は太陽の軌道が低く、昼間であっても太陽が真上には昇りません。太陽が低いということは、遮光・逆光のドラマチックなポートレートが撮りやすくなります。写真のセオリーは順光といわれることも多いですが、遮光・逆光を積極的に採り入れてみましょう。カメラが測定した露出では明るい背景に引っ張られて顔は暗くなりがちなので、EVFや液晶モニターを見ながら露出設定や露出補正をおこない、意図した明るさにするのがポイント。

こちらは、坂道に差し込む日差しが美しかったので撮影しました。露出設定を調整することで髪の毛周辺の輝きをしっかり保ちながらも、石畳のテクスチャーがしっかり見えるように、陰影も大切にしました。ホワイトバランスも少し青み方向に寄せています。

X-T4 /XF56mmF1.2 R APD /F1.2 /1/1600秒 /ISO200  
フィルムシミュレーション:ASTIA

水面に反射する太陽。強烈な照り返しだっただめ、白飛びを起こさないように撮ることを第一に考え、人物は少々暗くなっても、水面の表情が残るくらいの明るさで撮ることを心掛けました。液晶ファインダーを覗きながら露出補正をマイナスにしていき、この明るさ!というところでシャッターを切っています。激しい逆光時は、人物を適正露出にして明るく写すのではなく、目で見たままに近くなるように、シルエット気味にするのもおすすめの手法です。

X-T4 /XF90mmF2 R LM WR /F2.0 /1/13000秒 /ISO200  
フィルムシミュレーション:ASTIA

Point 3. ホワイトバランスで光に“冬の色味”を感じさせる

写真の雰囲気を作るうえで、ホワイトバランスの設定はとても重要です。冬の寒さを表現する場合、敢えて手動でホワイトバランスを調整し、青みや暖かみを足すことで寒さや太陽の低さを感じさせることができます。ホワイトバランスシフト機能で少し青み足すことでスッキリと冬ならではの空気感が演出できます。Xマウントのレンズは、ヌケがよくシャープネスに優れているため、そんなクリアな質感が出やすいです。

X-T4 /XF56mmF1.2 R APD /F1.2 /1/6000秒 /ISO200  
フィルムシミュレーション:ASTIA

こちらは日没寸前の時間帯だったので、夕方らしい暖かみのあるホワイトバランスの設定に。ホワイトバランスは写真のトータル的な印象を決定づける重要な役割を担っていることがわかります。

X-T4 /XF56mmF1.2 R APD /F1.4 /1/10000秒 /ISO200  
フィルムシミュレーション:ASTIA

Point 4.“冬の空気”を意識してレンズを選ぶ

冬の空気を写すには、空気が流れる空間を写真の中に作るのがコツです。背景までの距離をしっかりと取ったり、前ボケなどを入れることで写真に立体感が生まれます。効果的なのは、絞り値が小さくて明るい大口径レンズを使い、絞りを開放に近い設定で撮ること。特に中望遠レンズや望遠レンズなどを使うと、ピントの合う範囲がより浅くなるためボケは豊かになり、いわゆる“ヌケ”や“空間”が作りやすくなります。

X-T4 /XF56mmF1.2 R APD /F1.4 /1/2400秒 /ISO200
フィルムシミュレーション:ASTIA

大口径中望遠レンズの『XF56mmF1.2 R APD』で撮影をしています。背景までの距離を取りつつ絞り開放で撮影をすることで“ヌケ”と“空間”を作っています。

Point 5. イルミネーション撮影は背景の明るさから決める

冬の街に溢れるイルミネーションを背景にすると、一気に冬らしい雰囲気のポートレートになります。イルミネーションを撮影する際は、露出をマニュアルにし、イルミネーションの明るさにカメラの露出計が引っ張られないようにするのがコツ。まずはイルミネーションだけを撮影し、撮りたい明るさの露出を決めてからモデルさんに入ってもらいましょう。顔にあたる光源がなく、暗くなる場合はストロボを使って調整していきます。今回はフラッシュを使わずに撮影しています。

X-T4 /XF90mmF2 R LM WR /F2.0 /1/60秒 /ISO2500
フィルムシミュレーション:ASTIA

こちらは、イルミネーションが明るく写るように、マニュアル露出で調整していきました。

X-T4 /XF90mmF2 R LM WR /F2.0 /1/250秒 /ISO2000
フィルムシミュレーション:ASTIA

Point 6. 白い息や湯気など冬らしいシーンを盛り込む

寒いときに出る白い息、温かい飲み物の湯気などを写真に写せば、冬の写真であることはあっという間に伝えることができます。息に光があたっていると、白い息は撮りやすくなり、さらに逆光気味に光があたっていると、美しい透け具合を写真に残すことができます。温かい食べ物や飲み物でメガネが曇った様子などを撮るのも冬ならではのおもしろさかもしれません。

半逆光で撮影し、甘酒から上る湯気が目立つように撮影しています。

X-T4 /XF33mmF1.4 R LM WR /F1.4 /1/2000秒 /ISO160
フィルムシミュレーション:ASTIA

コーヒーを飲み、曇るメガネ。冬ならではの光景です。LED照明がある室内で、上から光があたっています。ともすると陰影の濃い渋みのある写真になってしまうので、露出補正+1で撮影し、白をスッキリと表現しています。

X-T4 /XF33mmF1.4 R LM WR /F2.0 /1/50秒 /ISO320
フィルムシミュレーション:ASTIA

以上、冬の季節感を感じさせるポートレートの撮り方でした。撮ったときの条件を写真に反映させる微調整といったところでしょうか。立体感、空気感、奥行き、わずかな色の変化。そんなことをこだわるクセを日常的に持ってみると、写真はグッとおもしろくなるのです!

今回使用したフィルムシミュレーション

ASTIA/ソフト
軟らかい階調でありながら、彩度は意外と高く、色のりが良いのが特徴のフィルムシミュレーション。ファッションフォトなどで洋服を際立たせたい時などにもおすすめ。

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Profile

鈴木文彦

フリーランスエディター/フォトグラファー/ライター
フィルム写真専門誌『snap!』を創刊したのち、『フィルムカメラの教科書』『中判カメラの教科書』『チェキit!』『オールドレンズの新しい教科書』など、趣味の写真にまつわるムックや書籍を企画/編集/執筆/撮影。現在、『レンズの時間』『FILM CAMERA LIFE』を定期的に刊行中。最新刊はXシリーズのフィルムシミュレーションや画質設計をフィーチャーした『FUJIFILM画質完全読本』。

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