『X-T20』を片手に横浜フォトウォーク!横浜赤レンガ倉庫、くじらのせなか、日本大通りのおしゃれカフェや穴場スポットをご紹介
【IRODORIシティスポット〜横浜篇〜】
ハイカラおしゃれな港町「横浜」は、ヨーロッパ調の街灯や石畳の道路、そして港に面した建物の数々にロマンを感じる場所です。また、近年では春の風物詩フェスとも呼ばれる<GREEN ROOM FESTIVAL>の開催や、横浜出身のバンド「Suchmos」が大ブレイクするなど、カルチャー発信源としても各業界からも熱い視線が注がれています。今回はそんな横浜にて、定番のランドマークやおすすめのおしゃれカフェ・セレクトショップなど「X-T20」で撮影した写真とともに紹介します。
くじらのせなか(横浜港大さん橋 国際客船ターミナル)
まずは横浜港大さん橋 国際客船ターミナルにあるフォトジェニックなスポット『くじらのせなか』へ。晴れた早朝の日に訪れると、澄んだ空気感と相まってより美しい景色が広がっています。
美しく配置された床の板や、波打つようなデザインの階段は、ホワイトバランスで青味を4段階あげることでパステルカラーのような彩りに。逆光の写真を撮るときは、なるべく光にピントを合わせないようにして露出もプラス。
早朝ランをしている人やボートが走っている様子など、朝の港らしい光景も見ることができました。
“くじらのせなか”と言われるゆえんでもある、2階から1階をのぞきこんだ景色。横浜の風景とくじらのせなかの分量がなるべく同じになるよう配分してシャッターを切ると、ちょうど良いバランスの1枚に。
なんと富士山も拝むことができました!ここでは遠くの風景と海の色がぼやけないように露出を下げてコントラストを強めに。ズームレンズがついていると、ふいに出会った景色もしっかり写真に収めることができます。
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横浜赤レンガ倉庫
大さん橋から徒歩5分の場所にある『横浜赤レンガ倉庫』にも足を伸ばしてみました。雲ひとつない空の日は、赤レンガと青空のコントラストがひときわ目立ちます。それに、この日の赤レンガ倉庫はオフの日。イベントの簡易テントが並んでいることが多い広場がひらけている様は少し新鮮で、風通りも良く気持ちがいい。
近くにある大観覧車『コスモロック21』も一緒に写り込ませ、横浜のランドマーク2つを一気に制覇した気分に。
11月25日(土)から12月25日(月)には毎年恒例の<クリスマスマーケットin横浜赤レンガ倉庫>も開催中。これからの季節、昼も夜もにぎわいそうです。
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Café La Latona(ありあけ本館)
港からほど近く、日本大通り駅の周辺にいるならばオープンテラスで休憩をしたいところ。そんな一息休憩をするときにおすすめしたいのが、横浜銘菓『横濱ハーバー』を手がける「ありあけ」が唯一出店している『Café La Latona』。
サンドイッチやパスタなどの軽食からスイーツまで揃えている『Café La Latona』自慢の品は、意外にも『たまごサンド』。現会長が考案したというこのたまごサンドは“お母さんの懐かしい味”を再現。神奈川県産の卵と牛乳にもこだわった一品は、焼かずに蒸したことで今までのたまごサンドの概念を覆す新食感。おすすめですよ。
『ありあけ本館』とつながっている店内では、もちろん『横濱ハーバー』も購入可能。
『ラグビーハーバー』など限定商品などもあるので、ちょっとしたおみやげにもぴったり!
レトロタッチなフォントがかわいいパッケージ。デザインの雰囲気にあわせて赤い色味をプラスして撮影してみました。
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heureux heure ウルー・ウール
最後に紹介するのは、『Café La Latona』同様、日本大通り駅から徒歩5分の『hureux heure』。南仏をイメージしたという当店、ガラス越しに見える店内の様子からは、洗練されたおしゃれな雰囲気が漂っています。ちなみにガラスを使った撮影をする時には、光の差し込み具合や自身の写り込みのことも考えてファインダーを覗きながら場所決めをするのがコツですよ。
本社が建築会社ということから、すてきな空間で大切な人と過ごす心地よさや癒しを提供することをコンセプトにした雑貨・家具・カフェのコンプレックス型ライフスタイルショップとうたっている『hureux heure』。店内に入るとすぐ、こだわり抜いてセレクトされた暮らしに寄り添う上質なプロダクトが陳列されています。今回はアドバンストフィルターの「ローキー」を使い、ハイセンスでありつつも落ち着いたお店の雰囲気を表現。
ヨーロッパの伝統的な鉄製照明がモダン&スタイリッシュにデザインされた吊るし照明。さり気ない光のバランスがフォトジェニックな1枚に。
開店時間は平日11時半から19時、土日は11時から19時まで。土日は観光客で常に混み合っているそうですが、平日のお昼ごろは近所で働いている女性たちがランチ休憩で殺到するそう。その理由は、おしゃれな場所でフォトジェニックでおいしいフレンチトーストを食べられるから。
女性たちを虜にしているオリジナルフレンチトーストは料理家の上島亜紀さん監修の逸品。バゲットを特製アパレイユに1日以上じっくり漬け、手間暇かけて作られています。今回の取材では『プレーンとベーコン&メープル』『チーズ&ナッツ』『ベリー&クランチ』の3品のうち『チーズ&ナッツ』をセレクト。香ばしいナッツの風味とバジルソースの相性がほどよく、チーズのボリューム感でおなかも大満足でした!
『hureux heure』では空いている時間にはワークショップやセミナーもよく開催されているそうなので(カメラのワークショップの計画もあるそう!)、公式Facebookなどで随時情報をチェックしてみてくださいね。
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どこを切り取ってもフォトジェニックな横浜。みなさんも是非、カメラ片手に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
今回登場したカメラ
text by 編集部Y
photo by SARU(SARUYA AYUMI)