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Interview 2021.05.21

【Xシリーズユーザーインタビュー】モデル・前田エマとXシリーズ 「写真が証明してくれる、私が世界を見つめた時間」

2020年4月から今年2月にかけて、全5回のコラムを寄稿してくださった前田エマさん(@emma_maeda)。『X-A7』を使って切り取られる写真と丁寧に綴られた文章は、そのときにしか記すことの出来ない感情とそれをカタチに残すことの大切さを感じさせてくれます。Xシリーズを通じて、これまで使う機会のなかったデジタルカメラの良さに触れたというエマさんに、自身のカメラとの付き合い方やコラムをとおして気づいた撮ることや写真のおもしろさについて語っていただきました。

Interview:前田エマ

--さまざまなインタビューでも語られているように、カメラとの出会いは高校生のときだったそうですね。

はい。学校が自分とはあまり合わなくて、行きたくなかったんです。その当時“カメラ女子”が流行っていて、モデルさんがカメラを持っている姿を見て「わあ、かわいいなあ」と思って、真似したくて安いおもちゃのようなカメラを買いました。家に籠ってばかりいたので、それがきっかけで外を散歩するようになったんです。そしたら、いつもの景色がまったく違って見えて、びっくりして。そこからは写真展に足を運んだり写真集を見るようになりました。世の中にたくさんある“写真”というものへの見方が、自分で撮るという体験をしたことで変わっていく感覚がありました。

--現在、写真以外にも文章やイラスト等さまざまな手法で表現活動をされていますが、カメラに触れる以前からなにかをカタチにすることに積極的なタイプでしたか?

手を動かしてモノを作ったり、文章にしたりすることは好きでした。でも今も昔も「誰かに見て欲しい!」という欲求は、そこまでありません。昔から、誰かに自分のことを理解して欲しいという感情を強く抱いたことがないです。「自分の心の中の大切なことは自分にしか理解できない」と、幼い頃から思っていました。それは悲しいことではなくて、私はそれをすごく幸せだと思える人間だったんです。「自分だけのとっておきの感情が、この身体の中にはあるんだ」という感覚でしょうか。なので、自分の心の中にある風景とか忘れたくない気持ちを、自分のためにカタチにして残しておきたいという気持ちがずっとあったと思います。

--そうした気持ちでカメラを持つうえで、エマさんは写真そのものの価値をどう感じているのでしょうか?

オーストリアのウィーンに留学しているときは、お金もなくて、お洋服を買うとか美味しいものを食べるということに手を出せませんでした。なのでひたすら写真を撮っていたんです。学生時代は誰もが通る道だと思うのですが「自分ってすごく無力だな」ってもどかしく感じることがありますよね。それでも毎日シャッターを押して、自分なりに一生懸命に世界を見ようとしていた時間があったっていうことを、その当時撮った写真たちが証明してくれている気がしています。

--写真って、撮った瞬間もそうですし、数年経って見返したときに初めて感じることもありますよね。

写真に感情は写らない。けれど「とにかくシャッターを切るのが楽しくて夢中で撮っていたなあ」とか、自分の中の些細な変化を写真はのちのち教えてくれるようなところがありますよね。その時間に対しての感謝や厚みをすごく感じますし、「ああいう経験って、あのときにしか出来なかったよなあ」なんて、今の自分を励ましてくれる材料になっているかなと思います。

--先ほど「自分のためにカタチにしたい」というお話が出ましたが、エマさんの表現の先に不特定多数の受取り手がいる今、自分の表現をどういうものだと感じていますか?

そこに関しては、あまり考えたことがないんです。私が一番大事にしているのは、自分が自分を嫌いにならないこと。文章でも写真でも、嘘をついたり人に好かれることを考えてしまうと、のちのち自分をすごくイヤな人間だと感じて認めてあげられなくなっちゃう。それって生きるうえで一番辛いことなんじゃないかなって思うんです。私は、文章を書くときも写真を撮るときも、いつもどこか他人事のような感覚があります。言い換えれば、客観的なのかもしれません。そういう感覚でカタチにしたことを、受け取ってくださった方が自分の想いや経験と重ねてくださるのはすごくおもしろいし、今でも不思議な気分です。

--コラムの第一回に登場してくださった弟さんは、カメラを手にしたときからずっと撮り続けているそうですね。

弟とは歳が7つ離れていて、彼が小学生のときから撮っています。弟は、いつカメラを向けても気にしないんです。かっこよく撮られたいとか、そういう欲を持っていない。祖母や母にカメラを向けると嫌がられます。「いま、お化粧してないから」って。(笑)女性ってそういうところが気になる生き物じゃないですか。私自身もモデルをやっていると、自分がよく見える角度とかを気にしてしまいます。カメラを向けられても自分をつくらずにいられる弟は私にとって魅力的です。成長の過程にいる人だから、撮った写真を見返すことで変化を感じられるのもうれしいですね。そして、カメラを通すと“弟”というよりも“ヒト”として、生物として私の目の前に現れる。知っているのに、知らない人に見えます。そこが弟を撮っていておもしろいところです。

--どの写真もすごく自然で、撮る側の視点もいい意味でカメラを持っていることを意識していない印象を受けました。

それは、このカメラで撮ったからこそかもしれないです。ファインダーを覗くと、構図に対して敏感になったり「この瞬間を逃さないようにしよう!」という想いが強くなるんですけど、『X-A7』はノーファインダーで液晶を見ながら撮るので、被写体との距離が少し離れる感覚がするんです。それは私にとって、すごく嬉しいことで「うまく撮ろうと気負わなくてもいいや」って思えたんです。空間の一部をたまたま切り取ったという感覚が強くて、それがいい具合に写真にも表れたのかもしれないですね。

--改めて、約1年に渡るコラム執筆をとおして感じたXシリーズの魅力を教えていただけますか?

今回、連載をきっかけにカメラを手にしたタイミングでステイホームが推奨される世の中になってしまいました。そんななかSNSに写真をアップすることが、誰かと会話している気分になれるひとつの楽しみになりました。Xシリーズで撮った綺麗な写真をかんたんにスマホに送って、すぐに載せることができるというのはすごく嬉しいことでしたね。それこそステイホーム中に今まで関心がなかったメイクにすごく興味が出て、連載で使ったX-A7はバリアングル液晶でセルフィーが撮れるのでメイクした顔を撮ってアップしてみたんですけど、“美肌モード”を使うと本当に素敵に写るから撮るのがすごく楽しくて。スマホのカメラで撮ったものとはワクワク度が違っていた気がします。

--普段親しんでいるフィルムカメラとは操作感も違っていたかと思いますが、使い心地はいかがでしたか?

最初は「私に使えるのかな?」って思ったんですけど、タッチパネル式なのでスマホ感覚でちょっと明るくしてみたりピントを合わせたり、機械オンチな私でも自然に操作出来て嬉しかったです。デザインもすごくフィルムカメラらしいというか、ファッションの邪魔にならない、モノとしての可愛さがすごく気に入りました。カメラって重いと持ち歩くのが億劫になってしまいますけど、コンパクトで軽いところもすごく嬉しいですよね。

--なかなか外に出かけるのが難しいぶん、日常を丁寧にすくい取ったような写真をたくさん見せていただきました。Xシリーズで撮った写真には、どんな印象をお持ちですか?

まず、サラッとしているのに質感が冷めていない感じが出ているところがすごくおもしろいなと思いました。私は普段フィルムカメラで写真を撮っていますけど、フィルム特有のいわゆる“エモい”写真があまり好きじゃなくて、カラッとした素直な写真が好みなんです。Xシリーズで撮った写真はエモいに走らないのに、ちょっとヌメッとした質感もあるのが特徴的だなと感じました。たとえばコラムにあるベッドを撮影した写真も、Xシリーズで撮ることで人のいた温度を感じられる写真になっているんじゃないかなと思っています。フィルムカメラではないからこそ、フィルムシミュレーションを使っていろんなフィルムの質感を楽しむことも出来ました。

--また、コラム第1〜4回では『XC15mm-45mmF3.5-5.6 OIS PZ』、第5回からは単焦点『XF35mmF1.4 R』と、2種類のレンズを使用していただきました。レンズを変えたことでの気づきなどはありましたか?

レンズを交換するということ自体、今まであまり考えたことがなくて。同じカメラでもレンズによってこんなに違った写真が撮れるものなのかというのは本当に発見でした。第2回の『窓』では、ズームレンズで家の窓から見える風景を撮ってみたんですけど、人の眼では見えないものを撮っているワクワク感がありました。

XF35mmF1.4 Rは、家の中や人が近くに迫ってくるような違和感がすごくおもしろかったです。“カメラは人の眼”なんて言ったりもするけれど、見たとおりに撮れることが正義ではないと思うし、予想通りの写真ばかりじゃ面白くない。人の眼じゃないからこそレンズを変えることで見える世界に触れられることが、とても楽しかったです。

--写真から得る気づきとはまた違った、カメラそのものから得る気づきや発見もあったんですね。

本当にその通りだと思っています。デジタルカメラだから冒険できるところがたくさんあったし、Bluetoothでスマホと連携して、友達に撮った写真をすぐに共有できることで、自分だけの世界じゃなくて周りとのコミュニケーションも変わるんだっていう体験も、楽しかったです。

--自分の世界を見つめるきっかけになったカメラが今では人とのコミュニケーションツールにもなっているというのは、すごく感慨深いお話だなと感じます。

今回、約1年にかけてコラムを書かせていただくことになった時、こんな世界が訪れるとは考えてもみませんでした。そんな、人類にとって大きな変化を迎える時代の中で、写真を撮って、それを人に見てもらうっていうのは私にとってもすごく大きな出来事でした。自分がなにをするべきなのか、なにをしたいのか、ずっと家の中にいた高校生の頃のように、また考えるチャンスになりました。今回、写真に撮ったものは、直接的に世界の状況と関係するものではないと思いますが、これこそ何十年か経った時に、自分の心の動きを記憶としたものとして、すごく感じることがあるんじゃないかなと思っています。

その他【Interview】記事はこちら

text by 野中ミサキ(NaNo.works)
Photo by コハラタケル

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