フォトグラファー・茶々の『FSレシピ』集〜おいしいヒントが詰まったフードフォト〜
フィルムシミュレーションと画質設定を自由に組み合わせることで、自分好みの色や質感をつくることができる富士フイルムのX/GFXシリーズ。その組み合わせはまさに無限大です。自分だけのこだわりを詰め込んだ『FSレシピ』を探求したり、ほかのユーザーが考えたレシピを使って普段とはちがう雰囲気で写真を撮ってみたり、その楽しみ方もレシピの数だけ際限なく広がっていきます。お気に入りの設定をあらかじめ登録しておくことで、レシピをシーンに応じて使い分けることも可能。そこで本企画ではX/GFXシリーズを愛用するフォトグラファーが考案した、オリジナルの『FSレシピ』を紹介します。
今回は、書籍『スイーツ&料理写真のアイデア帳』などを手がけ、“おいしい写真”のヒントを発信しているフォトグラファーの茶々さん(@kissa_chachaya)に、フードフォトをテーマに3つの『FSレシピ』を作成いただきました。モダンアートの趣を感じられるクリエイティブな1枚から、日常の食卓を切り取った、思わず食欲が湧いてくるものまで……。フードフォトを極めている茶々さんの秘伝のレシピ、ぜひ参考にしてみてください。
レシピ①:Minimal food
普段からフードを撮影しているのですが、特にミニマルでアートチックなフード写真を撮るのが好きです。今回はバナナ、いちご、ビスケットを撮ってみました。
印象に残るような深みのある色味にしたかったのでフィルムシミュレーションは『クラシックネガ』を選びました。スナップを撮る際によく使用する『クラシックネガ』ですが、フードもかっこよく写してくれます。
彩度が低めでシャドウに青みが入るのでクールな印象になります。今回はフードの色が下がりすぎないようにカラーを+2にしました。また、輪郭を少し強調するためにシャープネスを+1に。印象的なフード写真に仕上げました。
レシピ②:“Sizzle”
フードといったらシズル感です。普段の食事の中のシズルを切り取ってみました。
朝食で食べた目玉焼きの黄身をパンで割る瞬間、パッションフルーツをスプーンですくう瞬間、夕飯に使うトマトをカットした瞬間。
これらを写すのに選んだフィルムシミュレーションは『Velvia/ビビッド』です。シズルは寄って撮影しますが、その際は『Velvia/ビビッド』を使うとより美味しそうに見える気がします。彩度が高めでパキッとしたフレッシュな写真になります。さらに輪郭を強調するためにシャープネスを+1にしました。シズル感をピンポイントで狙うためF値は開放です。
レシピ③:“Breakfast”
生ハムサンド、バゲット目玉焼きプレート、ロールパン目玉焼きプレート。
朝はパン派。朝食には目玉焼きを食べがちです。ロールパン以外は自分で焼いたパンなのですが、焼きたてはやはり特別美味しいです。この美味しさを味わえるのがパン作りの魅力のひとつだと思います。
朝食を撮るのに選んだフィルムシミュレーションは『ASTIA/ソフト』です。『ASTIA/ソフト』はナチュラルな色味ですが、しっかりと印象的に写してくれます。コントラストが高すぎず、食べ物の自然な色味を出してくれるので朝食を撮るのにピッタリだと思いました。
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