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Tips 2021.01.20

写真家・あおいとりさんの“自分らしい写真”を見つけるまで

カメラが手に馴染むようになってくるころ、おそらく多くの人が考えるのは“自分らしさをどう表現するか”ということではないでしょうか。現在プロとして活躍されているフォトグラファーの方々も、きっと「これだ!」というかたちに出会うまでは紆余曲折があったはず。そこで、IRODORIではXシリーズを愛用しているフォトグラファーの方々の“自分らしい写真”に出会うまでのストーリーやそれを叶える機材・設定などを詳しく綴っていただきます。第7回目は自然体な猫の姿を捉えた写真が人気の写真家・あおいとり(@bluebirdjourney)さんです。

Vol.7:あおいとり

僕が写真を始めたのは2013年です。初めての一眼カメラを購入し、猫や野鳥を撮影し始めました。本職はサラリーマンなのですが、転勤で単身赴任が決まり、なにか一人でできる趣味を見つけようというのがきっかけです。

その後、トントン拍子に様々なコンテストで金賞等に入賞したり、SNSでバズったりで、ありがたいことに早い段階で写真集を出版できることになりました。それが2014年に青菁社さんから出版した『猫だって鼻提灯くらいできるもん。』です。この本が、猫本100選に選出されたり、二度の重版となったりで、多くの方に写真を見ていただける機会が増えました。その後、さらに2冊の写真集を出版。カメラ雑誌にも寄稿するようになり、ムック本など共著の書籍も複数担当しました。

X-T1 /XF56mmF1.2 R /F値:2.2 /シャッタースピード 1/600 /フィルムシミュレーション:PROVIA

テレビのお仕事もさせていただき、地上波の朝の番組(レギュラー枠)で、猫の動画や写真の担当を1年間務めました。

ピーク時は年間20回以上の写真展に出展し、サラリーマンとの両立がかなり大変になってしまったので、一旦は、2018年に本格的な活動は休止ということにさせていただいて、今は、ゆるゆると自分のペースで、自分の好きな写真を撮ることを楽しんでいます。

猫の“自由気ままさ”に惹かれて猫写真を撮影するように

僕が猫写真にハマっていったのは、猫の“自由気ままさ”にあります。サラリーマンの自分は、方々に気を使い、生きる制約も多い。でも、猫は一見、誰にも気を使わず、媚びず、自由気ままに、そして気高く生きているように思えます。もちろん、生きる環境は過酷で、大変なはずなのですが、それを感じさせないところが、ダンディズムすら感じてしまう猫の魅力です。

その猫写真を始めた当時は、猫ブームだったこともあり、猫写真家は本当に沢山いた時代でした。その中で、どう自分らしさを出していくかは、常に考えていました。

X-T1 /XF35mmF1.4 R /F値:1.8 /シャッタースピード 1/2700 /フィルムシミュレーション:PROVIA

ジャンプしている猫や、猫じゃらしを使って躍動感のある猫を撮影している写真家の方もいれば、ご自分の飼い猫をとてもとても可愛く撮っている写真家の方もいる。

そんな中、僕は、猫じゃらしも、餌も使わずに、ただ、そこにいる外猫の姿を、そのまま写真に残すということが好きでした。また、それしかできませんでした。

たくさんいる猫写真家の中で、「それでは埋もれてしまうのではないか?」と考えることも多かったです。

“自然体な猫”が自分の代名詞に

でも考えたところで、自分の好みや感性は、変わったりするものではありません。自分が“好き”と思うこと、自分が“できる”ことをひたすら続けました。

X70 /F値:2.8 /シャッタースピード 1/400 /フィルムシミュレーション:PROVIA

そうすると、見てくださる方々から“自然体な写真”、“癒される写真”、“季節感のある写真”という感想をいただけるようになりました。きっと、これが自分の個性なんだろうなということで、同じことを続けました。

X70 /F値:2.2 /シャッタースピード 1/600 /フィルムシミュレーション:PROVIA

そして、とにかくがむしゃらに撮りました。北は宮城県から南は沖縄まで、各地の猫をとにかく撮り歩きました。
撮影の数をどんどん重ねても、大きくは変わることなく、猫じゃらしも餌も使わずに、ただそこにいる猫を写真として残す。それを続けているうちに、“自然体な猫”というのが自分の写真の代名詞的になっていたような気がしています。

X-T2 /XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR /F値:4.5 /シャッタースピード 1/2000 /フィルムシミュレーション:PROVIA

そんな中、自分が撮っているのは、猫の“ポートレート”なんだ、という理解に落ち着き、“にゃんぽとれ”と呼び名をつけて、さらに撮影を続けていきました。

X70 / F値:4.0 /シャッタースピード 1/1000 /フィルムシミュレーション:PROVIA

今でも猫写真に関しての、自分の撮影スタイルや好みについては、大きく変わることはありません。

持っていてモチベーションが上がり、フィールド撮影にも適したカメラ

僕が初めて富士フイルムのカメラを使ったのは、『X-M1』でした。2013年頃、まだ当時はAPS-Cのミラーレスはそんなに多くなくて、一眼レフなみの画質の良さに驚きました。

X-M1 /XF60mmF2.4 R Macro /F値:2.8 /シャッタースピード 1/500 /フィルムシミュレーション:PROVIA

また、画質が良いだけでなく、色が自分の期待通りのものでした。使い始めたのは春でしたが、桜や菜の花の色が、とても春らしく出たのを覚えています。

X-T2 /XF56mmF1.2 R /F値:6.4 /シャッタースピード 1/420 /フィルムシミュレーション:PROVIA

その後、Xシリーズも進化して、『X-T1』や『X-Pro2』、『X-T2』、『X70』を利用。そして、今は『X-Pro3』を使っています。今のXシリーズは、進化を重ね、AFも速いし、瞳AF*も搭載されています。また、画素数の面でも高感度の面でも不足はありません。『X-T4』等だと手ぶれ補正もついていて、機能面でも頼もしくなってきました。

機能面以外の魅力としては、カメラをモノとして愛でる楽しみがあります。XシリーズはAPS-Cのためレンズが小さい。単焦点などの小ぶりなレンズだと特にボディとのバランスが良く、昔のフィルムカメラのルックスに非常に近くなります。クラシックカメラの雰囲気が好きな者として、持っているだけで、とってもモチベーションがあがります。

もちろん、猫を撮る上では、カメラが小さくて、猫に怖がられないというのが、一番の実用的な魅力かもしれません。

レンズは、『XF35mmF1.4 R』がメインです。このレンズは性能が良いだけではなく、良い意味での味があり、ただ綺麗に映るだけでなく空気感のようなものを一味足してくれます。

X-Pro3 /XF35mmF1.4R /F値:1.4 /シャッタースピード 1/250 /フィルムシミュレーション:PROVIA

また、写りで外せないのは、『XF56mmF1.2 R』と『XF90mmF2 R LM WR』でしょう。精彩な描写で、かつボケ味も好きです。おまけにどちらも軽くて小さいので、フィールド撮影では重宝します。

X-T2 /XF56mm F1.2 R /F値:1.2 /シャッタースピード 1/2700 /フィルムシミュレーション:PROVIA

XF90mmは手振れ補正が付いてないのが唯一の不満点でしたが、これもX-T4や『X-S10』等で利用すると解決しますね。

X-Pro2 /XF90mmF2 R LM WR /F値:2.0 /シャッタースピード 1/680 /フィルムシミュレーション:PROVIA

また、『XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR』も望遠ズームとは思えない美しい描写やボケ味を持っている愛用レンズです。

X-T2 /XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR /F値:5.4 /シャッタースピード 1/2000 /フィルムシミュレーション:PROVIA

僕が使っているのは、フジノンレンズのラインアップの中のほんの一部ですが、皆さんも是非、自分の“推しレンズ”を見つけてみてくださいね。

*人物の瞳を検出。動物には非対応

自分が良いと思った写真を、共感してくれる方々と楽しみたい

今のSNSの時代に写真を続けていると、ついついSNSの反応を気にしてしまって、自分の好きな写真より、SNSで受けそうな写真という価値観に走りたくなります。
僕も以前はそれでしんどくなった時期がありましたが、今は、自分が良いと思った写真を、一緒に共感してくださる方々と楽しめばそれで良いと思っています。
また、ジャンルやテーマにもそれほど縛られなくても良いのではないかとも思います。

今、僕は、猫のポートレートの他に、人物のポートレートも撮影しています。一見、違うジャンルに思えますが、どちらも命あるもので素敵な被写体であることに、僕としてはなんら変わりありません。

X-Pro3 /XF50mmF1.0 R WR /F値:1.1 /シャッタースピード 1/420 /フィルムシミュレーション:PROVIA /model:今井ゆうり

撮影の際も、自然体を淡々と捉えていくだけで、特に変わりはありません。違うのは、猫は自分の写りを気にしないけれど、人を撮影する場合は、被写体の方の満足も大変重要である、ということくらいです。
この辺りのお話は、また、いつか続きができればと思います。

今後も撮りたいと思ったものは、なんでもチャレンジしていきたいです。それでは、皆さんも、楽しい写真生活をお過ごしください。

※記事内に登場する人物には掲載許可を取っています

Profile

あおいとり

写真家

京都府生まれ。兵庫県在住。本業はサラリーマン。著書に「猫だって鼻提灯くらいできるもん。」、「島ねこぽん」、「気ままに猫だもん。」(いずれも青菁社)、共著に「フジフイルム X-E3 WORLD 」(日本カメラMOOK)等がある。猫のポートレートである「にゃんぽとれ」をテーマに撮影を続ける。最近では、人物のポートレート撮影にも取り組む。オールドレンズを使った作品づくりもライフワーク。
SNSのフォロワー合計は10万人越え
Twitter:@bluebirdjourney
Instagram:@bluebirdjourney (猫)
@bluebird.7 (ポートレート)
Facebookページ:https://www.facebook.com/aoitori777

『“自分らしい写真”を見つけるまで』一覧はこちら

その他【Tips】記事はこちら

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